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住まいにひそむあのダニ、実はとんでもない数だった!?

ハウスダストがいろいろな病気の原因と言われています。でも、私はちゃんと掃除をしてるし、布団も干したりしているし、大丈夫だもんねというアナタ。本当に大丈夫ですか? 思ったよりもダニってすごいんですよ。

【暮れの大掃除の意味】

ちょっと掃除機をかけただけでこんなにダニが

畳1畳分の広さに45秒間掃除機をかけます。板の間では40匹以下、畳では200匹近く、じゅうたんに至っては600匹も取れます。たった45秒、掃除機をかけただけでこれだけ取れます。ということは、広さに応じてその数をかけた数だけいる事になります。

また、今の数字は45秒間掃除機をかけた数字です。当然、45秒では吸いきれないダニがいます。ということは、考えたくない量のダニがいるのです。

布団だけじゃない、あんなものにも

また、ダニが発生するものの代表格は、布団です。この辺は各家庭によって違いますが、敷きふとんの中には10万匹ものダニが居ることもあります。しかも、ダニは布団の中綿に住み着いていますので、ちょっとやそっとでは掃除機で吸い取ることもできません。

意外と忘れがちなのが、ソファです。特に布製のソファの中には、ダニが大量に住み着いています。ソファの場合、スプリングの奥に忍びこむことも多く、掃除機で吸い取るのが難しかったりします。

天日干しや洗濯だけじゃダメ!

布団は干せば大丈夫、布モノは洗濯すれば大丈夫と思っている方も多いでしょう。しかし、天日干ししても、ダニはそこまで死にません。それどころか、死んだダニを餌に、さらにダニが増えるという悪循環に。また、選択をするとダニの死がいを洗い流すことはできますが、生きているダニはそのまま生き残ってしまいます。

高温乾燥で倒せ!

ダニは高温と乾燥に非常に弱いです。80度以上の高温で死滅し、50%以下の湿度で繁殖できなくなります。こまめに天日干しをすることは、ダニの繁殖を防ぐためには有効なのですが、完全に死滅はしてくれません。ですので、布団などはコインランドリーなどの大型乾燥機にかけてしまうと確実に死滅してくれます。

また、部屋の中も湿度を低く保ち、なおかつこまめに掃除をすることで、徐々に減らすことは可能なのです。

ダニという生き物は、アナタが思った以上にしぶとい生き物です。だからこそ、きっちりと退治していきましょう!

※この記事は2014年11月28日に公開されたものです

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