ミキサーの手が届かない部分を洗うには?「卵の殻」
ヘルシー女子の強い味方! スムージーを作るときにも、活躍してくれるのがミキサーですよね。オシャレで可愛いデザインのものも増えていますが、食品を扱うことを考えると、重視したいのはその清潔さ。とはいっても……構造上、掃除がしづらい!と思うことも多いものです。
【年末大掃除は日本だけの習慣?意外に知らない世界の大掃除事情】
そんなときの簡単お掃除のコツ、紹介します。
基本はバラして洗浄
ミキサーを洗浄するときの基本は、パーツごとに分解して、一つ一つ手洗いすることです。あらかじめ多くの部品が分解可能になっている「洗浄しやすいミキサー」も登場し、人気を集めていますが、「このためだけに買い替えるのも……」なんて思う方も多いはずです。
また「使うたびに分解・洗浄するのは、ちょっと気が重い……」なんて感じる方もいるかもしれませんね。こんなときには、ミキサー洗浄の応用編「ミキサーの力を掃除にも活用する作戦」を実行しましょう!
卵の殻は捨ててはいけません
ミキサーをそのままの形で、安全に洗浄するために、用意するべきなのは「中性洗剤」「ぬるま湯」、そして「卵の殻」です。中性洗剤は台所用の洗剤をそのまま使用して構いませんし、卵の殻は、「朝食の卵料理に使った残り」などをとっておきましょう。
全てをミキサーに入れて、スイッチオン! 1~2分動かして、その後に水で洗い流せばお掃除は完了です。これは、中性洗剤が汚れを落とすのはもちろん、卵の殻がクレンザーの役割を果たしてくれるため。手が届きにくい細部をみがいてくれ、さらに自分で掃除するのは危険な刃そのものも綺麗にしてくれるので、オススメの方法です。
注意点いろいろ
誰にでも簡単にできる「卵の殻掃除法」ですが、いくつか注意したい点もあります。
まず一つ目は、ミキサー内に入れる、水の量です。入れるのは、多くてもミキサーの半分まで。これを超えると、回転している最中に水があふれ出たり、洗剤が飛び出したりするケースがあります。掃除するつもりが、かえって……なんて事態にもなりかねないので、注意しましょう。
二つ目は、目的に合わせて、洗剤の種類を変えること。基本は中性洗剤ですが、臭いが気になる場合には「漂白洗剤」を投入するのも良いでしょう。この場合、ミキサーを回転させたあと5分ほど放置してから水洗いをしてください。
三つ目として、仕上げのすすぎは、たっぷりの水でしっかり行うことも大切です。思わぬところにまで卵の殻が入り込んでいる場合がありますから、念入りに洗浄してください。
「すすぎ」のイメージで、もう一度水のみを入れ、ミキサーを回転させるのも良いでしょう。
最後に、ミキサーの材質によっては、砕かれた殻がミキサーを傷つける原因になる可能性もあるため注意が必要です。
まとめ
ミキサーの洗浄が面倒でユウウツだった方は、意外と多いはず。この方法なら簡単、そして安全に、洗浄が完了できますよ。ミキサー内に手を突っ込んで洗っている……なんて危険な方を見かけたら、ぜひ教えてあげてくださいね。
※この記事は2014年11月27日に公開されたものです