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相手を“異星人”と思うべし!? 「男」と「女」のコミュニケーションを円滑にするポイントとは?

仕事でも恋愛でも、「男」と「女」の会話というのはなかなかうまくいかないもの。女性側からしてみれば「どうしてわかってくれないの!?」と思うことでも、男性からしてみれば「そんなの言ってくれなきゃわかんないよ……」とすれちがうばかり。

そこで、編集部が注目したのは、累計12万部を突破した五百田達成さんの書籍『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方 』(株式会社ディスカヴァー・トゥエンティンワン刊)。同書では、「男」と「女」の会話を円滑にしてくれるフレーズ「ひとくち男女語会話」がまとめられています。くわしい内容を知るべく、著者である五百田達成さんの書籍発売セミナーに、編集部も参加してきました!

『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方 』(五百田達成 著)

まず、コミュニケーションを円滑する考え方として、「男」と「女」を性別上のカテゴリとして思うのではなく、コミュニケーション上のカテゴリとして捉えるのがいいんだとか。性別では男性でも、考え方は「女寄り」の人、逆に性別は女性でも、考え方は「男寄り」の人もいるのだそう。そのため、誰かと会話をするときは、感じ方・話し方・考え方・伝え方が「男タイプ」か「女タイプ」かを見極めた上で会話をすることが大切になるんです。

セミナーでは、実際に男女の会話でありがちなシチュエーションをもとに「男」が「女」にかけるベストな言葉と「女」が「男」にかけるベストな言葉を解説。そのベストな言葉をフレーズとしてまとめた「ひとくち男女語会話」も教えてもらいました。

男女の会話がすれちがったとき、考え方として大事なのは「どうして会話がすれちがったのか(自分と考え方はどうちがうのか)」「どんな言い方やフレーズを使えばよかったのか」を考えることの2点。

たとえば、仕事の場面では「男タイプは結果を重視し、女タイプは過程を重視する」と五百田さん。セミナーでは、あるプロジェクトが一緒になった男女2人の会話を円滑にする「ひとくち男女語会話」を教えてもらいました。

まず、「結果を重視する男タイプ」の人には、「自分も今回のプロジェクトを成功させたい」という勝敗を重視しているということを伝えるための「絶対勝ちにいきましょう」というフレーズが有効なのだそう。また、「過程を重視する女タイプ」の人には、「プロセスを大切にしている」ということを伝えるため「これは●●さんにしか頼めない仕事」というフレーズが有効。男タイプと女タイプで、どう考え方がちがうのかを理解した上で、その人の考えに沿った言葉で伝えれば、男女の間でも自然に会話がうまく成立していくそうです。

「異性は自分とはちがう考えをする人、自分とは真逆の話し方をする人の象徴。だから、男と女のコミュニケーションは、外国の人と接するより難しく、異星人と会話するようなものなんです」と五百田さん。つまり、「相手に理解してもらおう」というよりも、「相手に伝わる話し方」を心がけることが、男女のコミュニケーションにおいては重要ということなんですね。

「なかなか相手に、自分の思っていることを理解してもらえない……」という人は、まずはその考え方を変えて、「相手に伝わる言葉を伝える」ということを意識するといいかもしれません! 書籍では、さまざまなシーンに合わせた「ひとくち男女語会話」が掲載されているそうなので、ぜひ一度チェックしてみては?

『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方 』発売中

著者:五百田達成
出版社:株式会社ディスカヴァー・トゥエンティンワン
定価:1,300円(税別)
http://www.d21.co.jp/shop/isbn9784799315279

(マイナビウーマン編集部)

※この記事は2014年11月19日に公開されたものです

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