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“もしも”の備えは大事! 「将来の介護」について、働く女子が思うこととは?

自分が年を重ねるのと同じように「両親も年をとっている」ということを実感させられるのが、介護について考えたとき。まだまだ先だと思っている人もいるでしょうが、いつ、何が起こってもいいように備えておくことが大事ですよね。そこで、「介護についての考え」について、働く女子の意見を聞いてみました。

■専門家にまかせる
・「介護のプロでもない限り、面倒を見るのが難しそうなので、プロにおまかせしたいと思っている」(31歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「業者にまかせる。転勤族なんで仕方がないです」(27歳/運輸・倉庫/技術職)
・「親(自分、義両親どちらも)との同居は絶対に嫌。お金なら出すから、施設に入ってほしい。自分たちの生活を壊されたくない」(27歳/機械・精密機器/技術職)

仕事の都合など、自分が介護をすることは難しいと考えている人は、施設に入ってもらおうと考えているようです。たしかに、体力も精神力も必要な介護は、プロに任せておいたほうが確実とも思えますね。

■必要になったら同居
・「仕事をやめて、実家に帰る時期はやってくると思う」(31歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「ただ心配しかないが、おそらく自分と姉で自宅介護だと思う」(32歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「今はひとり暮らしをしているが、もし介護が必要になったら、地元に帰ってほかの仕事を探して就職して、仕事と介護を両立しようと思う」(32歳/金融・証券/専門職)

具体的に何かをしているわけではないけれど介護が必要になったら、同居してでも世話をしなければいけないと考えている人も。親元から離れている場合、転職を伴う可能性もあるので、決断するには時間が必要ですね。

■お金だけは出せる
・「介護などはできないぶん、何かあったときのお金は援助したいと思っている」(32歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「お金なら出せるけど、仕事をやめてまで介護につきっきり、とかはさすがに無理」(27歳/ソフトウェア/クリエイティブ職)

自分で面倒を見られないぶん、金銭面ではしっかり援助したいと思っている人も少なくないようです。

■どうすればいいか決めかねている
・「親の面倒は子どもが見るもの、と言われているが、兄弟のうち誰がやるかなど、まったく決まっていない」(25歳/電機/事務系専門職)
・「もし必要になったら、可能な限りやりたいと考えていますが、両親は迷惑をかけたくないと拒否しそうな気がします……。話し合いの場が必要だと感じます」(30歳/小売店/秘書・アシスタント職)

親の面倒を見ることは考えているけれど、どうすればいいのかいろいろと決めかねている人も。両親が元気なうちに介護についての話を持ち出すのも、ちょっと気が引けますよね。

介護の問題というのは、簡単に話し合いが決着するものではないうえに、いつ必要になるかわからないので、先延ばしにしているという人も多いと思います。子どもの立場でできることと、親が望むことがピッタリ合うとは限りませんが、できるだけ時間をかけて、お互いに納得できるような方法をとりたいですよね。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません。

※『マイナビウーマン』にて2014年8月にWebアンケート。有効回答数112件(22歳~34歳の働く女性)。

※この記事は2014年10月30日に公開されたものです

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