彼の話に賛同できない……否定をせずに好印象を与えられる言い方は?
彼が自分が正しいと思う意見に、賛同を求めてきたとき。「その考え方はおかしい」「違う」と言ってしまうと、彼を傷つけてしまうことが。彼を傷つけずに、やんわりと彼の考え方を否定したいときはどう言えばいいのでしょうか?
【知らないところで嫌われる!つい言ってしまう否定表現「ストレートに否定」】
「そうかもね」「そうだね」と一度やんわり受け止めてみる
どんなにおかしいと思う意見でも、「それは違うよ」「おかしいよ」と真っ先に否定してしまうと相手は傷ついてしまうことがあります。それは賛同を求めてくる人は「この人なら、きっと自分の意見に賛同してくれるはずだ」という期待感のもとに、賛同を求めてくることが多いからです。
特に恋人同士の場合は、恋人が自分の考え方や意見にきっと賛同してくれるだろうと、思い込んでいることが多いもの。それなのに「違う」「おかしい」と否定してしまうと、期待が裏切られた分相手をひどく傷つけてしまいます。
こんなときは自分がどう思っているかはさておき、まずは相手の意見を「そうかもね」「そうだね」と受け止めてあげることが大事。このような会話の方法は「YES、BUT法」と呼ばれるもの。相手の意見を否定するときは、真っ先に不賛同を示すよりもまずは一度賛同して、その後に自分の意見を話した方が相手に与える印象がよくなるのです。
正しい意見に耳を傾けてほしいときは、彼の意見の欠点を質問形式で
また彼の意見がおかしいということに気づいてもらうには、彼の意見の欠点を質問形式で指摘してみるのもお勧めです。
例えば、彼が「最近の若いやつって、やる気のないやつが多くない?」と意見に賛同を求めてきた場合、「そうだね~」と一度受け止めてから「でも○○君は結構やる気があると思わない?」とか、「でもそれって会社から自分が認められてないって感じてるからじゃない?」等、自分の意見を質問形式で投げかけてみるのです。
質問形式なら異なる考え方も検討してもらいやすく、さらに自分の考え方が凝り固まっていることに気づいてもらいやすくなります。相手の意見がおかしいことに気づいてほしいときは、まず「否定」ではなく「検討を勧めてみる」ポジションで質問を投げかけてみましょう。
彼の意見を否定したいときは、どんなにおかしい意見でもまずは一度受け止めてあげ、そこから「おかしいことに気づいてもらう」よう、徐々に詰めていく方法がオススメです。彼を育ててあげるような気持ちで、彼の凝り固まった考え方をゆっくりとほぐしていくようにましょう。
※この記事は2014年10月23日に公開されたものです