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伝えたいことをシンプルに伝えるコツ「一番印象に残ったことをショートセンテンスで」

一生懸命話しているのに途中でさえぎられてしまい、「で、要点は?」とか「結論は?」と話に水を差されてしまうことはないでしょうか。相手に話を最後まで聞いてもらうにはシンプルな伝え方を意識すると効果的。その方法をご紹介します。

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伝えたいことをシンプルに伝えるコツ

例えば旅行に行った話をするときに、旅に出た日のことから終わった日のことまでを、時系列で順序良く話をする人がいますが、これは聞いている方にとってはかなり苦痛! なぜならメリハリがない同じような情報が、だらだらと長く続くからです。

人に何か伝えたい、聞いてほしいことがあるときは、要点をまとめることと「その話の出口」を意識することが大事です。要点をまとめれば、話にメリハリをつけるうまい構成を考えやすくなり、「話の出口」を考えれば話をまとめやすくなります。

一番印象に残ったことを、ショートセンテンスで話してみよう

例えば旅に行った話をしたいなら、話したい内容を短い文章にして話してみるのがお勧めです。このときに、まず一番印象に残ったことから話し始めるのが効果的。なぜなら、自分が一番印象的だったことは、人も一番に興味を持ちやすいからです。

また印象的な事柄ほどショートセンテンスで話すと詳しい内容を知りたくなるため、最初に話し始める一番重要なことは短くまとめて話すようにしてみましょう。

一番印象的なこと・伝えたいことを短いセンテンスで伝えたら、その背景をポイントで整理して説明していきましょう。例えば旅先で出会った人の温かい人情が一番印象的だったなら、「一期一会を大切にする土地・文化」「日本のおもてなし精神」「人の心を優しく育む豊かな自然」等、その背景にあるものを整理して、ショートセンテンスで短く説明します。

最後にそれを「話の出口」につなげて、まとめます。例えば上記の例なら、「旅先で日本という国のすばらしさを、あらためて感じた」等です。

ポイントを整理して、それをいかに短い文章で伝えるかは経験が必要な部分ではありますが、それを意識することで伝え方がどんどん上手になっていきます。ぜひ話す前に自分が話したいことのポイントを整理してまとめ、話の出口をどこに持ってくるかを意識しながら話すようにしてみてください。

きっと人が興味を持って聞いてくれるような、話の伝え方ができるようになるはずです。

※この記事は2014年10月23日に公開されたものです

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