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距離、時間、お金、周囲……4大「恋愛の障害」をあっさり乗り越えて、結婚のきっかけにする方法

羽林由鶴

遠距離恋愛実は程度の差はあれ恋愛に障害なんてつきもの。だけど障害を乗り越えられずに別れるカップルと、障害があるから、むしろ早く結婚をしようと思うカップルがいるんです。このちがいって何なのでしょう? 障害があったから結婚できなかった……と嘆くことになるまえに、うまくいく方法を知ってしまえば、むしろ結婚が近づくかもしれませんよ。障害をチャンスにして幸せをつかんじゃいましょう。

 

■距離が遠い、時間が合わない

住んでいる場所が遠いとなかなか会えないですよね。仕事の時間がずれていてもなかなか会えません。会えない時間に考えることといえば、不安なことばかり。「本当は会えないのではなくて、私に会いたくないんじゃない?」とか、「ほかに好きな人でもできて、その人と会っているんじゃないか」とか……。もし言葉にしたら重いかも、ウザいかも、嫌われてしまうかも……と、素直に「会いたい」ということも遠慮してできないでいませんか?

ひとり苦しみ、その結果溜め込んでいたものがある日突然爆発。今までの苦労の甲斐もなく、あっけなく2人の関係が壊れてしまう……。こういう経験をしている人がたくさんいます。幸せな結婚に至るカップルは、会えないことを文句やグチとして伝えません。不安ばかりを言葉にして、ネガティブなイメージを与え続けません。だけど会えなくても平気だと思わせません。

たまには「会いたいよぉ」とかわいらしく伝えてみましょう。それでも会えないときには、「残念。がまんしようっと。でも今度のデートはいつもより早く迎えに来てね♪」こんなふうにかわいく伝えてね。こんなふうに言われたら、彼のほうから早くずっと一緒にいられるようにしたいって思うはずよ。

■お金がない

結婚をするのにはお金がかかる。結婚した後もお金がかかる。給料も安くて暮らしていけない。もちろん貯金なんて全然ないし……。2人で暮らすのは、難しそう。ましてや家族が増えたりしたら……。今でも男性が養わなくてはいけないと思い込んでいる人って多い。でも彼と一緒に生きていきたいなら、2人で協力していくことが大事。まずは2人で生活するために、何にいくらかかるのかを、きちんと数字に表してみてみましょう。

とはいえ、急にこういう提案をすると、稼ぎに自信がない男性にはつらいもの。だから、2人の未来の話を「もしも~」の形で話してみましょう。不動産屋さんの前の間取り図を見ながら、「私はこんな部屋に住みたいなぁ」と単純に言ってみましょう。そして相手にも「どれがいい?」なんて気軽に聞いてみましょう。そして家賃を見て、「2人だったらなんとかなるかな(笑)」こんな感じでさらっとね。普段の会話の中で、2人の生活を想像して、2人で協力したら何とかなりそうと伝えていけば、だんだんと彼も協力したら大丈夫かもと思い始めるよ。2人の時間が彼にとっても大事な時間だと思えば、結婚にも前向きになっていくはず。

■まわりの反対

まわりの言葉なんて、実は無責任です。でも、「あなたのため」といかにも正しそうな口ぶりで言われたら気になってくるのは当たり前です。親や兄弟、親類縁者。そのほか親友、友だち、知人などなど、まわりの人みんなにお祝いされたいと思う気持ちはわかります。でもそれは無理だと諦めてみませんか?

いろいろな考えの人がいます。みんながお祝いしてくれるなんて奇跡に近いのです。大事なのは本人の気持ち。あなたと彼が結婚したいと思うなら、それがすべてです。2人が、素直な気持ちで言いたいことを言い合える関係なら問題ありません。今は不安や心配も彼に聞いてもらってください。すると彼がどのような考えかもわかります。表情を見て、お互いが大事に思う気持ちがあることが信じられたら幸せになれると思えるはず。幸せになってしまえば誰も文句は言いませんよ。

■羽林由鶴からのメッセージ

結局のところは、「障害があるから2人はうまくいかない、ダメなんだ…」と思ってしまうか、障害というよりもただの出来事として受け止め、「障害があるから、むしろお互いに協力しよう♪」と思うかのちがいだけなんですよ。

とういうことは、やっぱり出会ってからの2人のかかわり方が大事だってことです。

(羽林由鶴)

※この記事は2014年10月15日に公開されたものです

羽林由鶴

103kgの恋愛カウンセラー。著書に『なぜか相手がホッとして愛してしまう癒し系の女性になるヒント』(青春出版社)など。最新刊は『あきらめる生き方』(泰文堂)

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