子どもも大人も夢中! アメリカ発のブレスレットキット「レインボールーム」がかわいくて楽しい
アメリカ発のカラフルなブレスレットキット「レインボールーム」(Rainbow Loom)が、TBS系「王様のブランチ」で取り上げられるなど、ブームの兆しです。海外でもイギリス王室のキャサリン妃やデビッド・ベッカムが身に付けている姿が目撃されるなど、海外セレブたちにも性別を問わないほど人気の様子。カラフルなかわいさと手作りの楽しさに、子どもたちだけでなく大人も夢中のようです! レインボールームジャパンのオフィシャルインストラクター、サンベシヅヨさんに魅力を伺いました。
レインボールームって何だろう?
レインボールームは、もともとは子ども用の玩具として売り出されたゴム製のブレスレットキット。プラスチック製の「ルーム」と呼ばれる織り機(編み台)にカラフルな輪ゴムを規則的にはめ込み、専用のフックを使って編み込んでいくことで、誰でも自由にブレスレットが作れると評判になったのだとか。
2010年に商品化、2011年より正式に「レインボールーム」としてアメリカで販売を開始されたのをきっかけに、2013年には年間販売数が300万セットを超えるほどのブームになりました。また、1年間のもっとも優れた玩具を表彰するアメリカ最大級の玩具ショー「Toy Of The Year」においても、2014年度Toy Of The Year大賞などを受賞。その後も累計販売数800万セットを超えるなど、今世界中で大人気のアイテムなんです。
「開発者はアメリカ在住の中国系エンジニア、チューン・ン(Choon Ng)です。ある日、娘たちがヘアーバンドで遊んでいる様子を見て、これで一緒に娘たちと遊べないかと思ったことがきっかけでレインボールームを作るのに必要な編み機(ルーム)の原型が生まれました。ですので、ルームの原型となったのは板の上にピンをたくさん打った簡単なものだったそうです」(サンベさん)。
■レインボールーム人気の秘密
サンベさんいわく、レインボールームには広告費が一切かかっていないのもポイント。手作りのワークショップを行うインストラクターや、参加者のクチコミから、人気が広まっていったそうです。このアメリカ式のスタイルは、日本でも同じ。本家のレインボールームを取り扱う「レインボールームジャパン」が公認するインストラクターは、国内に現在4名。それぞれにワークショップを開催するなど、レインボールームの魅力を広めているようです。
また最近では雑誌『Mart』や、朝の情報番組『グッドモーニング』、『スッキリ』などにも撮影協力をするなど、メディア露出も増えてきているとのこと。認知度はますますあがってきているようですね。
■レインボールームってどこで売ってるの?
レインボールームジャパンの公式サイトや大手手芸店「ユザワヤ」で購入が可能です。最近は取扱店舗も徐々に増えてきており、イトーヨーカドーなどデパートの玩具売り場やビックカメラ、渋谷パルコやイオン内の手芸店でも見かけるようになりました。手に入れる機会が増えている今こそ、手作りに挑戦するチャンス。オフィシャルインストラクターのサンベさんは、横浜のセンター北駅横にある商業施設ヨツバコ内「east side tokyo センター北店」や渋谷パルコ内のラッピングショップ「ラップル(WRAPPLE)」などでワークショップを開催しているので、興味のあるかたはそのワザをじかに見てみるのもおすすめです。
■サンベさんに聞いたレインボールームおすすめアレンジ
現在レインボールームキットとして販売されている輪ゴムの種類は50種類以上。色の組み合わせ方や、ビーズなどのパーツを加えたりすることで、さまざまなアレンジが楽しめるそうです。大きさや形も編み方次第で自由に調整ができるので、ブレスレット以外にもキーホルダーやキャラクターのモチーフ、ネックストラップ、マグホルダーなどアイデア次第でさまざまなオリジナルアイテムが作れます。
9月にはハロウィンをテーマにチャームを作るワークショップが開催されたりなど、季節やイベントに合わせて楽しむことも。秋の夜長、あなただけのレインボールームで遊んでみてはいかがでしょうか。
(さとうまほ/pistatio)
※この記事は2014年10月12日に公開されたものです