専門家に聞く! その場にいない人の悪口大会をしたがるオンナの特徴と対処法
こんにちは、心理カウンセラーの中野とも子です。
「女って怖いよな」「これだから女は…」「女の敵は女」。男性からこのような言葉を聞くと、まるで女性が男性よりも劣っているかのような印象を持ってしまい、残念に感じますよね。しかしながら、そういわれても仕方のない「女の特徴」があるのも事実。今回は、「そこにいない人の悪口大会をしたがる女」について検証していきます。
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そもそも、悪口とはなんでしょう。
悪口は、対象となった相手に対する陰からの攻撃です。自分は身の安全を確保しつつ、自分の正論を振りかざしながら、相手を批判し、相手を無価値化してすっきりしたいだけの非生産的な行為です。
嫉妬したり、ねちっこく攻撃してきたりというのは男性でももちろん見られる現象です。しかしそのような「女みたいな」男性をよく見ると、彼らが他人にひどく傷つけられいた、という事実が浮き彫りになってくることがよくあります。つまり、性別とわず誰しも他人に傷つけられると「困った女(男)」になってしまうのかもしれません。
以前、ここでも書いたように女性は、長い男性中心社会の歴史の中で「男性から選ばれる」ことが、とても大切でした。その価値基準も「見た目」や「育ち」など、自分の努力の及ばない所だったのです。
選ばれし女性の影には選らばれなかった女性もおり、そうなれば当然選ばれなかった女性は深く傷つくことになります。たとえめでたく選ばれたとしても、選ばれ続けるとは限りません。いつなんどき、自分より若く美しい女性に取られるかもしれないのですから。
そんな傷ついた過去が今の女性たちの心の中に今も「傷」として残っていて、「女同士の足の引っ張り合い現象」が起きているのかも知れません。
では、そんな「悪口大会の主催者」に出会ってしまったら?
まず、これが「悪口」である時点で、それは「困った女」のただのパターンと見て、その意味については認めないことです。
選ばれず傷ついた人は、不安が強いものです。ですから、「敵」か「味方」かをはっきりさせたいのです。そして不安が強いものだから、「私の考え間違ってないよね?!」と多くの他人に確認したがります。
悪口を言っている人たちは、傷ついた人たちが「私たち味方よね~」という確認行為をしているにすぎません。ですから、彼女たちがどんなに正論風に何かを言っても、右から左に受け流し、巻き込まれないでください。
あなたは是非、自分の中にも存在する「傷ついた女」を手放し、「その場にいないと自分も悪口を言われてしまう」などと思ってその場にい続けることのないようにしましょう。
「自分も言われてしまうのでは」と怖がることは、その「悪口大会」に意味を持たせ、パワーを与えることになります。
これはただの「困った女のパターン」であり、意味などありません。女を上げることは、もしかしたら女を手放すことなのかもしれません。
悪口の世界の住人ではないけど、敵じゃない人。これが理想的です。
もしその場にいない人の悪口大会が始まったら、否定するでもなく肯定するでもなく、ふわっとした存在感で、いつのまにか居なくなりましょう(笑)
そして悪口を言っている人たちに「そんなこと言うもんじゃないよ」などと批判的になってイライラせず、単に「傷ついた人達が傷をなめ合っているんだなあ」ととらえると良いと思います。
オーラ、オーラと存在感の強い人ばかりが賞賛されますが、時にはオーラを消す、気配を消して空気みたいになってしまうことも、身を守るためには必要ですよ。
では、またね!
(心理カウンセラー中野とも子)
※この記事は2014年10月07日に公開されたものです