お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

ミスをした仕事は、すぐに忘れるのが良い理由

仕事でミスをしてしまい上司に怒られたりすると、自分を必要以上に責めてしまいブルーな気持ちになってしまうことはありませんか? しかし、へこんだままでは新しい仕事にも気合いが入らず、そのまま負のスパイラルに陥ってしまう可能性も……。

【仕事の能率が一気にUPする方法3つ―制限時間30分の「プチ目標」】

そこで今回は、気持ちの切り替えの早さについて秘訣をご紹介します。

過ぎたことを忘れること

ミスをしてしまうと、どうしても「なんであんなことを」「どうしてあのときこうしなかったんだろう」と、いつまでも考え込んでしまいがちですが、それは失敗することに恐怖心を抱いているからなのです。失敗してはいけない、という恐怖心と焦りは、人間から冷静な判断力を奪っていきます。

一度も失敗したことのない完璧な人間はいません。これは過ぎたことだと忘れることが、次の仕事に向けて集中できる鍵になるのです。

次の目標に切り替えること

ネガティブな思考のままだと、過去の失敗ばかりが何度も頭の中で再生されてしまいます。これは、失敗したときのことを自分の中に嫌なものとして映像と音で記憶されているからです。そのときは、好きな音楽を聴いたりテレビを見たりすれば、嫌なものを記憶から追い出すことができます。

また、小さなことでも目標を持って新しいことをやってみると、その間は失敗した出来事を忘れることができますし、達成感により仕事へのモチベーションも少しずつ回復していきます。

悪循環に陥らないようにすること

反省することも大事ですが、反省ばかりで前に進むことができなくなるのは本末転倒です。反省とは、自分がおかしたあやまちについて冷静に分析し、同じことを繰り返すことがないように努力することですから、一歩進むことが大切なのです。

うじうじしている人よりも、失敗からすぐに立ちあがれる人のほうが、同僚や上司にも好印象を持たれることでしょう。また、気持ちがうまく切り替えられずに、次に待っている仕事に集中できずミスを繰り返してしまうといった悪循環も回避することができるはずです。

失敗したことを悔やむことは多くあっても、それをチャンスと考えて立ち上がるというのはなかなか難しいもの。負の感情を振り払うには、忘れることで頭のモヤモヤも解消されることでしょう。

※この記事は2014年08月06日に公開されたものです

SHARE