【女子トレンド】涼しげでおいしい! モヒート、チョコミント……新顔続々の「ミント」商品が夏を席捲! 流行の理由は?
夏の暑さを忘れさせてくれる、清涼感あふれる香りが特徴のミント。夏の定番カクテル「モヒート」をはじめ、ミントフレーバーのチョコレートにアイスクリームと、ちょっとしたブームになっています。
■フレッシュミントたっぷりのモヒートは、見た目でも涼しさを味わえる
ラムにミントの葉とライムの果汁、砂糖を加え、炭酸水を注ぐ「モヒート」はキューバ生まれのカクテル。文豪・ヘミングウェイが愛飲したことでも知られています。これまでは本格的なバーで提供されるのが一般的でしたが、ここ数年はモヒート専門のバーが季節限定でオープンしたり、ビアガーデンのメニューに登場するなど、身近な存在に。
今年もアニヴェルセル カフェ&レストラン表参道店の「モヒートフェア2014」(~8月31日)やザ・キャピトルホテル 東急の「サマー モヒートフェア」(~8月31日)などさまざまなイベントが開催されます。
「もともとモヒートは男性に人気のあるカクテルでした。でも、ここ数年は20~30代の女性からご注文をいただくことが増えています。見た目の涼やかさも人気の理由かもしれません」(アニヴェルセル/広報・PR室)
ラムをほかのお酒に変えたり、フルーツを加えるなど、アイデア次第でアレンジの可能性が広がるのもモヒートの魅力。アニヴェルセル カフェ&レストラン表参道店の「モヒートフェア2014」では、ヴーヴ・クリコのシャンパンを贅沢に使った「シャンパンモヒート」をはじめ、「キウイモヒート」、「チェリージンジャーモヒート」といった女性好みのモヒート6種類が楽しめるそう。
また、ミントは古来から薬草として用いられてきたハーブの一種。その健康的なイメージも人気に一役かっているようです。
「ミントに含まれるメントール成分は、リフレッシュしたいときや集中力を高めたいときに効果があるといわれています。また、ミントを潰したときに発生する油分からくるわずかな苦みは、カクテルの味に奥深さを加えてくれ、モヒートの美味しさのポイントになっています」(ザ・キャピトルホテル 東急/マーケティング)
■チョコミントは夏場のスイーツ需要を支える救世主
夏場になると、コンビニエンスストアやスーパーマーケットでも、ミントを使った商品を数多く見かけます。「アポロ フィールミント仕立て」(明治/参考小売価格150円・税抜)は、従来のストロベリーチョコレートの代わりに、ミントリーフパウダーを練り込んだミントチョコレートを使用。暑い時期でもすっきりとした味わいを楽しめます。
ファミリーマートの夏の定番商品「チョコミントドリンク」(181円・税抜)は、生チョコレートのコクにミントの爽やかさをプラス。販売が終わると「再発売してほしい」という声が多く寄せられるという、人気商品です。
「味に支持をくださる声が多いので、あえて味は変えずに毎夏販売しています」(ファミリーマート/広報グループ)
今や、夏の定番スイーツとも言えるチョコミント。もともとは夏場のチョコレート市場を活性化と売上アップをはかりたいチョコレートメーカーが、ミントに着目したのが最初のきっかけだったとか。
さらに、7月28日には「ショコラミント」(ハーゲンダッツ ジャパン、希望小売価格263円・税抜)が期間限定で登場します。まろやかなミルクの味わいにペパーミントの香りをバランスよく加えたミントアイスクリームに、パリパリとした食感のチョコレートチップスを追加。これまでも「クリーミーミント」はあったものの、“ハーゲンダッツのチョコミント”は今回が初めて。ハーゲンダッツ、チョコミント双方のファンから期待が寄せられています。
この夏のミントブームはまだまだ盛り上がりそうです。
(齋藤純子+ガールズ健康ラボ)
※この記事は2014年08月05日に公開されたものです