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アラサーが結婚を考えるとき……「年下彼の彼女」として、みんなに認められ、祝福される方法

羽林由鶴

バーベキューをする男女

バーベキューをする男女

年上彼女の悩みは、彼との将来を考えたときにさらに大きくなるものです。特に、2人の年の差が大きいほど、彼の大切な人たちにどう思われるのかは気になるところ……。2人が幸せならばそれでいいのかもしれませんが、できることならみんなに認められ、祝福されたいと願ってしまうのが女心ですよね。年の差カップルだからついやりがちな間違いに気をつけて、周りから「ステキな女性だね」と認められる、彼自慢の彼女を目指してみませんか?

■カレの友だち

彼の友だちと、仲の良い友だちにならなければいけないと思い込まない。彼の友だちに合わせようとして、ついていけずに疲れた顔をしてませんか? その疲れた顔が、おばさん度を増してしまいます。あなたがいることで周りが気を使わなくてはいけない状況になるのは絶対に避けたいところ。無理は禁物ですよ。興味があって、楽しめそうなところに、気楽に行けるなら、たまにちょっとだけ一緒に遊んでみるのもいいでしょう。

反対に彼の友だちとは合わないと思いすぎないことも大事ですよ。強固に彼の友だちとのかかわりを避けようとすればすれば、避けられた方は嫌な気持ちになりますからね。

絶対禁止なのは、彼の友だちの彼女と張り合うこと。彼はあなたを彼女に選んだステキな男性です。彼の友だちの彼女を見て、女性としての自信を失ってしまうなんて意味がありません。勝負に負けたような気がして落ち込むなんて最悪です。彼との関係まで悪くなってしまいますからね。

■カレの上司

彼から話を聞くと、確かにあなたよりも経験が浅く、いかにもダメな上司かもしれません。たとえそうであっても彼にそういう指摘をしないでください。彼はこれからもその上司の下で働かなくてはいけないのです。どんな上司であってもそれなりに対応していくしかありません。

あなたが上司を馬鹿にしたり、悪口を言うことで、彼の態度も上司に対してより反抗的になったりしたら問題です。彼から相談を受けても、的確なアドバイスはあえてしないでおきましょう。相槌は、「そうなんだぁ。たいへんなんだねぇ」と彼の言葉に対し、ちゃんと聞いているということ、受け止めているということだけを表現するにとどめてくださいね。

いつか彼の上司に会うことになるかもしれません。彼の言葉だけで先入観を抱いてかかわりを避けたり、変えたりしないでください。ひょっとすると彼の出世の鍵を握っている大事な人かもしれません。ならば、2人の将来にとっても重要ですからね。

■カレの兄や姉

年令に関係なく、兄弟の順番は大事です。彼の兄や姉なら、年下に向かって話をするような言葉遣いや態度はやめておきましょう。何回も顔を合わせ会話が増えてきても、兄や姉があなたに対して敬語を使い、緊張しているように見えたら、あなたのほうから「私のほうがずいぶん年上ですが、できたら気にせずにフランクに接してもらえたらうれしいです」といってあげましょう。

きちんとしているまじめな人ほど、年上であるあなたから許可してあげないと、なかなか自分から敬語をやめてくれません。そしてフランクに接してもらえたら、「うれしい」と伝えくださいね。年令に関係なく、あなたが妹になったつもりでいることはポイントです。

■カレの親

親の前では、年下の彼でも最初は「名前+さん」付にしておきましょう。自分の息子が軽く扱われているのを嫌う親もいます。彼が年下であっても尊敬し、大切にしていることを、彼の親にわかりやすく伝えるためにも、呼び方には注意が必要です。もちろん彼の親に対しての呼び方も注意が必要です。いきなり「お母さん、お父さん」などはぜったいにNGです。「彼の名前+さん」のお母さん、お父さんと呼ぶのが無難です。

■羽林由鶴からのメッセージ

一気に認められ、祝福されたいという気持ちはわかります。でもここは焦らずゆっくり少しずつを目指しましょう。一気に認められると、小さな原因で、一気に認められなくなってしまう場合があります。さらに状況によっては、嫌われたりしてしまうかもしれません。ゆっくり少しずつお互いに理解し合うことで関係が安定すれば、少しのことではびくともしません。今だけではなく、これからずっと幸せでいるために焦らずポイントを抑えて。

(羽林由鶴)

※この記事は2014年07月31日に公開されたものです

羽林由鶴

103kgの恋愛カウンセラー。著書に『なぜか相手がホッとして愛してしまう癒し系の女性になるヒント』(青春出版社)など。最新刊は『あきらめる生き方』(泰文堂)

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