覚えておいて損はない!話下手を解消してくれる3カ条とは?「うなずきながらタイミングを待つ」

世の中には話上手な人もいれば、話下手な人もいるものです。どちらも人間の個性ですが……会話の中で主導権を握り、目立つことが出来るのは、やはり話し上手な方でしょう。「話下手をなんとかしたい!」と思っている皆さん、まずは○○○○から始めてみましょう!
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無理をしない
話下手な人は、何かと損をすることも多いもの。人から誤解されてしまったり、自分の意見を素直に伝えられなかったり……こんな経験をしたことがある方も、多いのではないでしょうか。こんな失敗を防ぐために、話下手にも関わらず、自分から切り込んで会話しようとする方がいます。
しかしこんな会話には、どうしても不自然さが目立ってしまうもの。相手に「楽しい」と思わせることは難しいでしょう。まずは話下手な自分を、しっかりと認識してください。
話下手には話下手のコミュニケーションがある!
「私は話下手だから……」と認識できたら、そんな個性に合ったコミュニケーション方法を身に付けましょう。それはずばり「うなずき」です。相手の話に合わせて「うんうん」とうなずいた経験は、きっと誰にでもあるはずです。
相手に合わせれば良いので、話下手な人にとって比較的ハードルが低いものですが、実はうなずきには大きなパワーが隠されているのです。
こんな実験の結果が報告されています。それは「相手がただ黙って話を聞いている場合には、話し手は20秒で話すことをやめるが、うなずきながら聞く場合には50秒以上話し続けられる」というもの。うなずきには、自らの情報を発信する力はありませんが、相手の話を聞き出すパワーが隠されています。
「この人、話しやすいな」と思ってもらえる人は、話下手でも、周囲から重宝されることでしょう。
うなずきながらタイミングを待とう
では、自分の情報発信は、いったいどんなタイミングで行えば良いのでしょうか。これには二つのタイミングがあります。それは、相手の話に合わせてうなずくことで、緊張がほぐれたとき。そしてもう一つが、相手から話をふられたときです。
こんなタイミングでなら、普段は話下手な人でも、上手に会話が出来るはず。自分の話を存分に聞いてもらった人は、今度は話し相手の話を聞きたがるものです。じっくり焦らず、うなずきながらタイミングを待ちましょう。
「これならば出来そう!」と思った話下手の方も多いのではないでしょうか。うなずきとは、実は意外と奥が深いものです。「話上手」よりも「聞き上手」を目指して、うなずきを極めてみては?
※この記事は2014年07月18日に公開されたものです