転職するなら知っておくべき「女性が面接で言ってはいけない」3大NGワード!―コミュニケーションに自信あります

転職活動といえば、面接!面接を制する者は、転職を制すると言っても過言ではないと思います。
【「商社/流通」は約9割が異業種へ転職、技術系職種は同職種への転職多い】
その面接で、絶対に言ってはいけない「NGワード」があるのをご存知ですか?
今回は、そのNGワードについてお知らせします!
●コミュニケーション能力に自信があります!
まずは、これ。特に日本人が苦手とされている自己アピールの失敗例です。
「システムエンジニアという職業は、コミュニケーション力が低いのではないかとよく言われます。なので、面接では自信のあったコミュニケーション能力をアピールしました。それを言った時の面接官の反応はみんなあまりよくなく、同じアピールをした会社は全部落ちました(20代女性)」
実はコミュニケーション能力は自分で判断するものではなく、周りの人から評価される類のものなのです。
また、実際の面接で面接官が判断する部分であり、わかってしまうものなのでわざわざ言う必要はないのです。
合格ラインのない物事に対して、自信があるということは向上心がないのではないかと思われてしまう可能性もあります。
どうしてもアピールしたいのであれば、「人とコミュニケーションをとることが好きです」程度にしましょう。
●社会に役立つ仕事がしたいと思っています
一見、立派に思えるこの言葉ですが、面接ではNGのようです。
「以前の職場では、雑用のような仕事が多かったため、もっとちゃんとした仕事がしたいという気持ちが強く、転職活動をはじめました。もっと、人や社会の役に立つ仕事がしたい。と、面接で言ったのですが、どこも不採用でした(20代女性)」
問題は「人や社会の役に立つ仕事」でない「仕事」とはどういうことなのかということです。
実際、一般的な会社の「仕事」であれば、多かれ少なかれ社会の役に立っているはずです。
仕事というものは、楽しいことばかりではありません。
「社会の役に立った!」と強く実感できるようなやりがいのある仕事ばかり選んでやりたいというのは無理な話です。
このような発言をする人は、どんな仕事を与えても不満を言うのではないか、嫌な仕事はやらないわがままな働き方をするのではと思われてしまいます。
●上司にセクハラを受けまして……
実は女性の転職活動で、最も言ってはいけない言葉。それは、「セクハラ」なのです!
「会社の上司で、手当たり次第女性にセクハラをする人がいて、何人もそれで辞めているのに、会社が何も対策してくれないため、転職を決意しました。
一般的な会社に対する不満を言ってしまうと、面接では不利だと聞いたので、この会社ならではの不満なら!と思って「セクハラが原因で転職活動をしています」と面接で言いました。その結果、「その発言が原因」で3社続けて落とされました(30代女性)」
意外なことに、「セクハラ」が原因の転職は歓迎されないのです。
理由は、その「セクハラ」の内容がわからないため。
本人としては、本当にありえないセクハラを受けたのかもしれませんが、面接一回ではそんなことまではわかりません。
もしかしたら、この人はちょっと肩に触っただけでも、目があっただけでも「セクハラだ!」と騒ぐ人かもしれない!と思われてしまうのです。
また、面接という場の空気を読まずに、「セクハラ」などと性的な話をする女性は嫌がられる傾向にあるようです。
特に男性の面接官が相手だった場合には要注意!
面接では、「一緒に働きたいと思える人」を採用するもの。
嫌なエピソードを披露してしまったら、印象が悪くなってしまうのは仕方ないのかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
NGワードが原因で不採用になるのは、他に原因がなかった場合には、とてももったいないこと。
絶対に言ってはいけない言葉を押さえて、内定をゲットしましょう!
※この記事は2014年07月13日に公開されたものです