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専門家 不調

売れているサングラス。見落としがちな目の紫外線対策のポイント

佐々木洋

日差しが強くになるにつれて、関心が高まる紫外線対策。日焼け止めや帽子、日傘などさまざまなアイテムがありますが、中でも注目を集めるのがサングラス。「目の紫外線対策」を意識して、日常的にサングラスを着用する女性が増えているとか。

紫外線を防ぐサングラス選び

■目の紫外線は、真昼より朝夕に注意!

大丸東京店では、昨年夏のサングラス販売数は前年比130%。人気のデザインは茶系のオーバルタイプ。すべての商品にUVカット機能がついているそうです。

「20~30代のお客さまはUVカットが最初から入っているものと認識されていらっしゃる方がほとんどです。UVケアと同時にファッションを楽しむという感覚で購入される方が多い印象があります」(大丸東京店)

実際のところ、紫外線は目にどんな影響を与えるのでしょうか。金沢医科大学眼科学講座・佐々木洋先生に聞きました。

「紫外線の量は日中ピークを迎え、朝夕は低くなります。ところが目の場合は、太陽が真上にくる昼間はおでこの陰になり、直接紫外線の影響を受けづらいのですが、朝夕の通勤時はむしろ、影響が大きくなるので要注意です」(佐々木先生)

曇りや雨であっても、紫外線は降りそそいでいるため、油断は禁物です。

「薄曇りのときでも快晴の80%、曇りで60%、雨でも30%の紫外線量があります。また雲の切れ目から太陽が出ているときは、雲からの散乱光が加わるため、快晴のときよりもさらに紫外線が強くなることがあります」(佐々木先生)

■紫外線を防ぐサングラス&メガネ選びのコツ

通勤時の移動手段によって気をつけたいポイントをまとめました。

・徒歩
白く舗装された歩道は紫外線の反射率が高く、アスファルトの2倍近くなることも。ビル壁面に反射した紫外線にも気をつけたい。

・電車
窓ガラス越しの日差しに注意。UVカット効果のある窓ガラスを使用している鉄道会社は多いものの、目に有害なUV-Bの遮断効果は未知数。できれば窓側は避けて。

・自動車
現在販売されている自家用車のフロントガラスはほぼUVカット加工が施されている。ただし、サイドガラスはUVカットしていないケースも多数。窓側の紫外線量は車内の10倍に。

・自転車
もっとも紫外線の影響を受けやすい通勤手段。日差しで目がくらむと運転に支障が出ることもあるので、安全のためにもサングラス着用を。

では、どんなサングラスを選べばいいのでしょうか。

「顔との隙間からの日差しを防げるよう、顔に沿ってカーブをしているものも選ぶのがポイントです。『鼻からずり落ちやすい』など顔の輪郭に合っていないサングラスでは、紫外線防止効果も5割近くダウンしてしまいます」(佐々木先生)

一方、レンズの色はあくまでもまぶしさをやわらげるもの。色が濃いからといって、紫外線防止効果が高まるわけではないとか。

「メガネとサングラスの違いは主に、レンズの大きさとツルの太さです。通勤時などで、サングラスを着用するのは抵抗があるという方は、UVカット機能付きのメガネやコンタクトレンズを活用するという方法をもあります。ただし、コンタクトレンズのUVカット率は製品によって大きく異なるため、よく調べて慎重に選ぶようにしましょう」(佐々木先生)

(齋藤純子+ガールズ健康ラボ)

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