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営業という厳しい世界を乗り切るためには「ザイオンスの熟知性の法則」を使え―一回で諦めない

「厳しい仕事」というイメージも強いのが「営業」です。顧客に対して自社製品を売り込むのが大きな役割ですが、「正直苦手……」と感じている方も多いのかもしれませんね。そんなとき使いたいのが「ザイオンスの熟知性の法則」です。

【モテない女ほど自分の「恋バナ」をしたがる法則】

心理テクを駆使して、トップ営業を目指しましょう。

熟知性の法則とは?

熟知性の法則とは、アメリカの心理学者ザイオンスによって発見された法則です。実験対象の大学生たちに、ある顔写真を見せたところ、見た回数が多ければ多いほど好意を抱くことが分かりました。人は誰でも、初対面の相手を前にすると緊張するものです。

中には、自らを守るために、攻撃的な態度を見せる方もいるでしょう。しかし何度も顔を合わせるうちに、こんな感情は和らぎ、好意へと近づいて行きます。営業として活躍したいのであれば、ぜひ活用しましょう。

一回で諦めない!

この法則を営業に活用するときには、まず「一度断られたとしても、すぐには諦めない」という粘りの姿勢が重要となります。営業マンとして顧客にファーストコンタクトをとったとき、非常に冷たくあしらわれたという経験を持つ方も少なくはないでしょう。

しかし、ここで諦めては駄目! 何度も顔を出し、メールや電話でコンタクトをし続けることが重要なのです。「営業はとにかく、お客さんのところに顔を出すのが仕事」という話を、聞いたことはありませんか? なんとなく「時代遅れ」と感じてしまいがちですが、実は心理テクニックを活用した有効な方法なのです。

最初は挨拶だけでもOK

営業の仕事は、自社製品を売り込み、顧客に契約してもらうこと。そのために、様々な作戦を練る必要があります。最初から全力でぶつかるのもOKですが、熟知性の法則を有効に使うのもアリです。初対面のときには、相手から警戒心を持たれていて当たり前。

ここで仕事の話を始めても、相手の心に訴えかけることは難しいでしょう。「最初はまず挨拶だけ」「次は相手の様子を聞き取るだけ」などと、段階を踏んで話を進めてみてはいかがでしょうか。何度も対面するうちに、きっと相手はあなたに対して親近感を抱くはず。

十分に距離が縮まったところで、仕事の話をすることで、よりスムーズに商談できる可能性もアップするでしょう。もし時間に余裕があるのなら、おすすめのアプローチ法です。

「最初は断られて当たり前! それでも諦めないことで、相手の心は徐々に変化する」ということを頭に入れておけば、心理的プレッシャーも少しは軽くなるのではないでしょうか。営業は大変でも、やりがいのある仕事です。ぜひ頑張ってください!

※この記事は2014年07月02日に公開されたものです

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