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好きな人には「どんどん会うべき」理由とは?「単純接触効果→嫌われている場合は逆効果」

あなたは、好きな人が出来たら相手に積極的に会いに行くタイプですか? それとも「気持ちを知られたら恥ずかしい……」と遠慮してしまいますか? 実は、心理学で恋愛に有利とされているのは前者なのです。今回は、恋の相手には積極的に会うべき理由をレクチャーします!

単純接触効果

誰かに好意を持ってもらいたいときに、ぜひ有効活用したい心理テクニックが存在します。それが「単純接触効果」です。これは「接触する回数が増えれば増えるほど、相手に対して親しみを抱きやすくなり、印象も良くなっていく」という心理効果で、1968年にアメリカの心理学者であったロバート・ザイアンスによって発表されました。

ザイアンスによると、人は知らない相手や物事に対して、警戒心を抱きがち。冷淡で、時に攻撃的な対応をすることも珍しくないそうです。しかし実験により、同じ相手や物事に繰り返し接触することで、好意を抱くようになり、徐々にそれが大きくなることが分かりました。これが現代において、心理テクとして活用されているのです。

接触の方法は?

「好きな相手との接触」と聞くと、無駄にドキドキしてしまう! という方もいるかもしれませんね。しかし、難しく考えなくても大丈夫。最初は、ただ単に顔を見せて相手に認識してもらうだけでOKなのです。そんな接触回数を重ね、好感度が上がってきたら、次は目が合った瞬間に会釈をしてみましょう。単純接触の効果は、より大きくなります。もしも同じ職場の違う部署に気になる彼がいたとしたら、出来るだけ頻繁にその部署の前を通ってくださいね。

嫌われている場合は逆効果

この単純接触効果を利用するとき、注意したい点がひとつあります。それは「すでに相手から嫌われている場合には、効果がない」という点です。単純接触効果が発揮されるのは、人が誰かに対して、何らかの感情を抱く前の段階においてなのです。自分のことを嫌っている相手の前に、自分の存在をちらつかせても、相手にとっては目障りなだけ。むしろ「嫌い」という感情を強めかねないので、注意してください。

まとめ

相手を気になりはじめたものの……意中の相手はこちらを認識していない!? そんなときにはぜひ単純接触の機会を増やしてみましょう。「どんどん積極的に会いに行くタイプ」に変身して、相手からの好感度アップを狙ってみませんか?

(ファナティック)

※この記事は2014年06月29日に公開されたものです

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