人間関係がめんどくさい! 職場でストレスを感じたときの対処法
人間関係がめんどくさいときの対処法
厳しく当たられたり、嫌味を言われたりという相手の言動そのものに反応していると、どうしても振り回されてしまいます。
同じ環境にいてもストレスを抱え込まずにうまくやっていく人もいますよね。このような人たちは、どのように人間関係のめんどくささに対処しているのでしょうか。
行動の理由を見る
相手の言動ではなく、相手の「行動の理由」を見るようにするといいでしょう。
たとえば、上司からきつい言い方で指導されたとしたら、その表現方法を取った上司の心情に注目。「君、そんなにのんびりしていられたら困るよ。明後日までに絶対この仕事は終わらせてくれ」と言われたとします。
自分なりに一生懸命やっているつもりなのに、その言い方はひどいと思いたくなるかもしれません。ですが、もしかしたら上司は、さらにその上にいる上司との間で板挟みになっている可能性はないでしょうか。
「明後日までに終わらせてくれないと、私の責任になるじゃないか。協力して助けてほしい」というように、上司の心情を言い換えて考えてみると少しは印象が変わりませんか?
きつい言葉に振り回されないためにも、相手の心情を理解し、相手の本音はどこにあるのかを意識していくことが大切です。
自分の感情も受け入れる
相手の心情を理解し受け入れようとする気持ちが強すぎて、自分の感情を抑圧してしまう人は別の対処法を取ったほうがよいでしょう。感情の起伏が激しい上司や同僚を理解することは大事なこと。
しかし、自分が受け入れられないこともあります。自分が器の小さい人間ではないか? と気にしてしまう人は要注意。
気に病む必要はないのです。感情はコントロールができないもの。嫌だなと思った自分をまずは受け入れましょう。そしてどうするかを考えるべきです。
不機嫌な人がいてもその人の機嫌を取ろうとする必要はありません。必要以上にビクビクして下手に出ると、相手は「自分は悪い人だと思われている」という罪悪感を覚えてしまいます。結果的に相手をさらに刺激してしまうことになりかねません。
相手の機嫌は放っておいて、自分は自分の機嫌を取っていくことが大切です。
人間関係がめんどくさいときは相手の言動に振り回されないで
職場の人間関係に疲れてしまう人というのは、仲良くしたいという気持ちが根底にあるようです。
しかし、受け入れられたい気持ちが強すぎて、自分の感情を抑圧してしまうと、その気持ちがさらにストレスを生み出してしまいます。
解決策としては、相手の言動そのものに反応したり、振り回されたりしないようにしましょう。相手の本音を見るように心がけると相手の心情を理解することができるはず。
そして、何よりも相手に振り回されずに、一番は自分の機嫌をうかがうことを忘れないようにするといいですね。
(文:高見綾、構成:山本リリー)
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※この記事は2014年06月29日に公開されたものです