オオカミとキスして遊べる動物園が北欧のノルウェーにある!?
日本では絶滅したと言われているオオカミ。日本人にとってはもはや動物園でしか会うことができない動物となってしまいました。そんなオオカミを抱きしめたり、キスしたりできる施設がノルウェーにあるというのです。大胆不敵な、そんなムツさんみたいな行為がまかり通る施設とは!? ノルウェーの動物がいる公園「ポーラー・パーク」に注目してみました。
■オオカミと触れ合えるポーラー・パーク
おりの中に入り、オオカミと触れ合える、なんとも危険そうに見えるプログラムが人気の動物園があります。それがノルウェーのポーラー・パークです。ノルウェーの首都オスロから北に1,000キロ、北極圏の街にある園は全体が森のような広くゆったりとした空間。そこでは、北極圏の動物たちが暮らしています。
オオカミの柵に入る前には必ず飼育係から、しっかりとしたレクチャーを受けなければなりません。飼育係の注意をしっかり守って慎重に接すれば、オオカミをなでたり、キスしたりと、かなり濃厚なスキンシップがはかれます。
■オオカミと触れ合うなら冬がオススメ
オオカミとのスキンシップをはかるプログラムは、一年中利用することができますが、オオカミはその生態から普段は見ることさえ難しい動物。そして冬に活発になる動物でもあります。しっかりじゃれ合いたいなら冬に訪れるのがオススメだそうです。特に2月から4月の間の時期はオオカミも活発で、自然なオオカミの姿が確認できるとか。ノルウェーの冬は公園内が白い雪に覆われ、寒いけれどとても美しい季節です。雪とオオカミという、普段は見られない幻想的北極圏の自然もすてきですね。
■オオカミと一緒に遠ぼえする体験も!?
オオカミのプログラムには、夜に行われるものもあります。夜のプログラムでは、なんとオオカミの遠ぼえが聞けたり、プログラム参加者がオオカミと一緒に遠ぼえをしたりすることもできるとか!? 幻想的な、オオカミとの夜の世界を楽しみたいなら、夜のプログラムに参加するのがオススメです。
ポーラー・パークでオオカミと触れ合うには、施設へ直接電話をするか、Eメールでの予約が必要になります。また遠ぼえの夜プログラムを予約する場合は、少なくとも3日前の予約が必要です。
かなりレアな体験ができるポーラー・パーク。北極圏のオオカミの世界にじかに触れてみては?
(ポーラー・パーク)
Tel:+47 77 18 66 30
e-mail:post@polarpark.no
HP:http://polarpark.no/wolfvisit-english.html
写真:(c)Roger Johansen_www.nordnorge.com_Bardu
(ファナティック)
※この記事は2014年06月06日に公開されたものです