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四元豚を贅沢に使用!東松山市「恵比須屋食堂」のデカ盛りソースかつ丼480gに幸福を噛みしめた!

「恵比須屋食堂」広い駐車場があり車で訪れやすい。東松山駅からは徒歩約15分

池袋から東武東上線で約50分。埼玉県東松山市は東京の閑静なベッドタウン。御当地グルメとしては、豚のかしらを串焼きにした「やきとり」が有名だ。

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そんな東松山に、量が多いだけじゃなく、めちゃくちゃ旨いデカ盛りがあると聞いて訪れた。

「たっぷり食べてもらいたい」と気づけばデカ盛りに

車で関越道を走らせ、ICからすぐの場所に今回の目的地「恵比須屋食堂」はあった。店内は広々として、ファミレスのようにゆったりとしたソファ席に座れる。メニューを広げれば、カツカレーや味噌タンメン、塩タンメン、各種定食など、日本人好みのメニューがずらり。

その中に、お目当てのソースかつ丼「恵比須カツ丼」(1,099円・税別)を発見した。

中は広々。テーブル席のほか宴会用座敷席もあり

ソースかつ丼とは、シンプルにソースで味付けしたトンカツとキャベツを、ご飯に乗せて食べるというもの。玉子でとじるカツ丼よりもあっさりめで、肉そのものの旨みが味わえる。地域によっては、ソースかつ丼=かつ丼と呼んでいる場合も。

早速オーダーを済ませ、ほかのテーブルを見渡してみる。いずれも結構、盛りが多い。ICのすぐ側ということで、仕事の移動途中に立ち寄る人が多いから、盛りが多くなったのかもしれないと思い、ご主人にうかがった。

「おいしいものをたっぷりと食べていただきたいということで、この量を出させていただいているんですよ。確かに仕事途中の方には特に喜ばれていますね。でも家族連れの方にも喜ばれていますし、女性もペロって完食されていきますよ」(ご主人)

そそり立つ様は、まるで合掌造り

運ばれてきたソースかつ丼を見てみれば、カツがそそり立っている! カツとカツが支え合ってピンと立っている様は、合掌造りの屋根を思い出す。

これが噂の恵比須カツ丼だ!

そしてカツを箸で持ちあげると、ずっしりと重みを感じる。それもそのはずで、厚さは約1.5cmほどあるのだ。切り口の断面はほどよいピンクでいかにもおいしそう。

なんでも、チェスターホワイト種とデュロック種を含む4種の豚をかけあわせ、小麦と大麦中心のエサで育てた「四元豚」を使っているのだとか。この四元豚は肥育期間中、抗生物質や成長促進剤も使っていないピチピチの健康豚。

その豚を使ったロースカツがなんと2枚分も乗っているのだ。揚げた状態で1枚240g、合計480gのボリュームである。

トンカツが倒れないように、一旦、小皿に避難させつつひと口ぱくり。サクッという心地よい音とともに、独特の存在感のある豚肉の歯ごたえ。しっかりと存在感を示しつつ、それでいて噛み切りやすい。脂っこくはなく、豚肉本来の旨みが口の中に広がる。

オリジナルブレンドのソースは甘さが控え目で、飽きずに食べられそう。

その旨さにデカ盛り挑戦ということを忘れてしまう。実際に遠方からやってきてこのメニューを頼む人は、「デカ盛り挑戦のために来た」というよりも、「おいしいとんかつを食べたくて来ました」という人が圧倒的に多いのだとか。

ご飯の盛りは普通なので、これならば女子でも食いしん坊ならば大丈夫。そして約15分で見事、完食することができたのだ。

おいしそうなトンカツの断面

同じ豚肉を使ったカツカレーも人気

さて、もうひとつの人気デカ盛りメニューもご紹介。それが「恵比須カツカレー」(1,099円・税別)だ。こちらも240gのトンカツが2枚分、合計480gのっている。

「恵比須カツカレー」も人気

よく煮込んでコクを出したカレーが、トンカツと絶妙にあっていると評判。ぜひこちらもお試しあれ。

四元豚の料理を食べてみたいけど、「そこまでの量は食べられない……」という人も安心してほしい。トンカツが120gのカツ丼(899円・税別)、かつカレー(899円・税別)がおすすめだ。

≪恵比須屋食堂≫
住所 埼玉県東松山市石橋1570-2
定休日 不定休
営業時間 11:00~23:45(LO.23:00)

(OFFICE-SANGA 平野凛)

※この記事は2014年06月03日に公開されたものです

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