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いつも機嫌が悪い人の原因と上手な対処法

高見綾(心理カウンセラー)

機嫌が悪い人に絶対やってはいけないこと

機嫌が悪い人を余計にイライラさせてしまうなど、事態が悪化するNG行為があります。よかれと思ってやってしまわないように、気をつけましょう。

機嫌が悪い人へのNG行為4つ

こっちもイライラする

感情は共鳴する性質があります。相手の機嫌の悪さに囚われていると、こっちまでイライラしてしまうものです。しかしそうすると、こちらのイライラがさらに相手に伝わって、相手の不機嫌さを増幅させてしまいます。

相手の機嫌を取ろうとする

かまいすぎたり、気をつかって相手の機嫌を取ろうとしたりするのはオススメできません。不機嫌でいればかまってもらえると思わせてしまいます。味をしめると、まわりをコントロールするための手段として不機嫌さを使おうとすることがあります。

腫れものに触るような態度をとる

私たちは不機嫌な人に対して、怖さや戸惑いから、腫れものに触るような態度を取ってしまうことがあります。しかし人は、他人に扱われている人間像を自分の振る舞いに反映してしまう性質があるため、「いつも機嫌が悪い困った人だ」というレッテルを貼ると、相手は日常的にそのように振る舞うようになってしまいます。

自分のせいだと思う

相手の気分を害してしまったのは、自分のせいだと罪悪感を持つのはNGです。機嫌が悪い人は、その人自身の感じ方によって機嫌が悪くなっているだけなのです。罪悪感を持っていると、「あなたのせいだ」と言って攻撃されやすくなります。

次ページ:機嫌の悪い人の心理を知って、冷静に対処しよう

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