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小説 2人の道の向こうに

週末の予定って……もしかして、他の女性とのデート!?

要さんにはもう誘ってもらえないかもしれない。
そう思っていたのに、要さんからメッセージがきた。
『来週の金曜日、食事にいきませんか。
チョコのお礼もしたいので』
私はスマホを抱きしめたくなるほど喜んだ。

ところが、その日の遅い時間にプロジェクトミーティングが
セッティングされてしまった。
どうして要さんとのデートの日に限って邪魔が入るんだろう。
要さんに事情を伝え、『週末はいかがですか』と提案した。
返事はすぐにきた。
『週末は予定があるので、また調整して連絡するね』

予定って、なんだろう。
もしかして他の女性とデート?

「スマホを見るたびに、にやにやしたり、青ざめたり、
信号みたいに表情が変わってるよ」
向かいでランチを食べている鈴さんに言われた。
ふと、鈴さんの薬指の指輪が目に付いた。
この人は、恋愛に四苦八苦している私と違い、
『結婚』という偉業をなしとげた成功者なんだと気づいた。
そんな鈴さんのアドバイスがほしくて、
「実は……」と要さんへの不安を打ち明けた。

鈴さんは、なぐさめは一切言わず、厳しい答えを返してきた。

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