コレは恥ずかしい! 間違って覚えていた言葉使い「『よろしかったでしょうか?』とつい言ってしまう」
ビジネスでは、正しい言葉使いで相手に失礼なく振舞うことが非常に重要です。しかし、ややこしくて完璧にマスターするのが難しいのも事実! 若手社会人にとどまらず、中堅の働く女子さえ、敬語の使い方で、とんでもない失敗をしてしまうことも。働く女性のリアルな失敗談を聞いてみました。
Q.あなたは、間違った敬語の使い方を、実際にしてしまったことはありますか?
ある……45.3%
ない……54.7%
言葉使いで失敗経験がある女性は、およそ半数! 具体的にどんな間違いをしてしまったのでしょうか。
つい出てしまうアレ!
・「『~でよろしかったでしょうか?』とつい言ってしまうことがある」(30歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)
・「とんでもございません、とよく言ってしまいます。とんでもないことでございます、が正しいと最近知った」(29歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)
「あるある」と頷いてしまう方も多いのではないでしょうか。耳にする機会も多いからこそ、ごく自然に口から出てしまいますよね。しかし、実はそれが相手を不愉快にしているのかも……。正しい敬語を身につけるためには、復唱するのがオススメです。
焦りは失敗の元!
・「二重敬語になってしまい、焦ってさらにおかしな敬語を使ってしまったことがある」(32歳/学校・教育関連/その他)
・「電話で『社長さんはいません』と答えてしまったこと」(24歳/機械・精密機器/事務系専門職)
電話応対での失敗談も非常に多くありました。きちんと対応しなければ! と思えば思うほど、つい焦ってしまいます。結果、妙な敬語が飛び出してしまうことも。
敬語の使い分けは難しい……
・「尊敬語を使わないといけないのに、その人に対して謙譲語を使ってしまった」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「会社に二重敬語を使う後輩がいるので、よく注意する」(31歳/生保・損保/営業職)
敬語の使い分けは、勉強する際の重要ポイントです。ややこしい使い分けですが、目上の人の行動に使うのが尊敬語で、自分の行動に対して使うのが謙譲語。完全マスターして、スッキリ美しい敬語を使いこなしましょう!
あなたなら、指摘できますか?
・「会社の先輩がよく取引先に『そちらは今、発注しておるのですが~』ってよく言う。そこは『発注しておりますが』がスマートだと思うのですが……」(31歳/マスコミ・広告/事務系専門職)
・「同僚は『失念した』を敬語だと思っていて、会話で使っていた」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
後輩ならともかく、同僚、ましてや上司の敬語ミスに気づいてしまったとき、あなたなら注意できますか? 相手にとってもプラスになるはずなのですが……。その後の空気を考えると、スルーしてしまう!?
みなさんのリアルな失敗談はいかがでしたか? けっこう失敗していることも多いという実態が明らかになりました。相手に失礼にならないよう、きちんと身につけておきたいものですね。あなたは、間違った敬語、使っていませんか?
(ファナティック)
※『マイナビウーマン』にて2014年1月にWebアンケート。有効回答数247件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2014年03月19日に公開されたものです