相手を引きつけるテクニック「気に入られたい相手の何気ないものを褒める、借りる」

ビジネスシーンやプライベートでは「気の利いた一言で相手を引きつけられたらなぁ」と感じることも少なくないはず。もしそれが成功すればその先の展開も良くなる可能性が高まるだけに、非常に重要なポイントにもなります。
【「年上の後輩」への接し方で気をつけること「敬語を遣う」「偉そうな態度は見せない」】
そこで今回は、相手を引きつける一言やその使い方をご紹介しましょう。
テクニック1「会話の基本でキッカケを作る」
相手が今会ったばかりの人となれば、いきなり興味を持ってもらうのは難しいはず。「飛び込みの営業」や「ナンパ」などがいい例で、ほとんどの場合は迷惑に感じ断られてしまいます。相手にその気がない場合は何気ない会話でキッカケを作りながら、相手が断りにくい状況を作ってみましょう。
会話が切れないように、相手から何らかの返事をしなければいけない一言を振るのがポイント。あいさつや天気の話、相手の持っている何気ないものを褒める、借りるなどがオススメです。そこから段々と本題に話を近づけていくと自然な流れになるでしょう。
例)
「おはようございます、今日も暑いですね」
「すみません、今何時ですか?」
「こんにちは、雨よく降りますね~」
「そのペン、カワイイ! どこで買ったの?」
「ライター、借りてもいいですか?」
テクニック2「欲しい情報をタイミングよく提供する」
相手の性格がある程度わかっているのであれば、相手が望んでいる言葉をタイミングよく伝えると1番効果があります。「彼からのプロポーズを待っている彼女」や「商品を手ごろな値段で欲しいビジネスマン」などがいい例で、タイミングが合えばすぐにお互いが納得し、良い結果につながることでしょう。
ただし注意したいのが、タイミングが合わないと逆効果になりかねないと言うこと。サプライズな一言が機嫌を損ねることもあるので、相手が何気なく口に出したことを日々覚えつつ、相手の気持ちになって望んでいる言葉を考えてみましょう。
テクニック1とあわせて使うのもオススメです。
例)
「次の連休、旅行にでも行こうか?」
「○○さんが欲しがっていたあの商品、安く手に入りそうなんですが、どうでしょう?」
「今日、新しいケーキ屋さんを見つけたから買ってきたよ」
「さすが○○さん、□□に詳しいですね! じゃあ□□でこんな情報もあるんですけど、ご存じですか?」
たった一言がキッカケとなって相手との距離が縮まり良い関係を築けるようになれば、人付き合いが今よりもっと楽しくなるはず。これらテクを駆使して、ぜひ積極的に相手と会話する機会をもうけてみてくださいね。
※この記事は2014年02月26日に公開されたものです