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男女ですれ違うのはどうして?―「母親と子供」の関係か「主人と従者」の関係かで男女関係は変わる

人間は、性別によってその言動に大きな差があります。特に、同性への接し方については男女間にはその違いを顕著にみることができます。そんな男性の言動の心理について、以下に実例を挙げながら紹介しましょう。

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「男性脳」と「女性脳」の違い

「男性脳と女性脳」という表現があります。つまり、性別は身体の特徴だけでなく脳の構造に大きな違いがあるという学説です。脳には感覚・感性をつかさどる「右脳」と言語をつかさどる「左脳」とにわかれています。女性脳は男性脳に比べて右脳と左脳との連携が強いといわれており、感情を言葉で表現する能力に長けています。

しかし、男性は感情をうまく言葉にできない傾向が強いので、この点が男女間の感情のすれちがいが発生する要因となっているようです。同性と異性に対する接し方の違いもこの脳の構造によって生じているようです。

「母親と主人」「子供と従者」

男性は、同性に接する際は感情をストレートに表現しなくても、お互いに「阿吽(あうん)の呼吸」でコミュニケーションをとることができますが、異性である女性への接し方については、相手を「母親」としてみるか「恋人」としてみるかの2点に絞られるといわれています。つまり、「母親」には甘えの感情を、「恋人」には主従の感情で接することがあるのです。

これに対し、女性が男性に接する際は「子供」への感情と、「主人」への感情が混在しています。「母親」と「子供」、「主人」と「従者」という接し方なら問題ないのですが、これが交差してしまうと感情的対立が発生するというわけです。

「ライバル」に対する男性の感情

男性が同性に接する際には、相手を「同士」か「ライバル」のいずれかという見方をしています。「同士」に対しては友好的な付き合いができますが、「ライバル」に関しては相手と口論したり無視しあったりするかと思えば、居酒屋に誘っておごったりという行動をすることもあります。これは、「ライバルには常に上の立場でいたい」という感情の表れのようです。

このように、同性と異性に対する接し方には脳の構造に起因する根源的な差異があることを前もって知っておくことで、異性に対する見方がずいぶん変わってくるはずです。女性としては、不可解と思える男性の言動に感情的にならず、冷静に現状を把握して対応したいものです。

※この記事は2014年02月07日に公開されたものです

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