実はメリットだらけ！　“普通”からはじめる大人の恋愛法則

大人になるほど恋愛も結婚も時間との戦い…そんなふうに思ってませんか？　確かにできるだけ早く相手を見つけて安心したいと思う気持ちはわかります。そこでついやってしまうのは、出会った直後の見極め。

実際に多くの方が「好き」「嫌い」（恋愛対象として「アリ」「ナシ」）を会ったその日（場合によっては会った瞬間）に決めているんです。でも気をつけて!!　これ大人の恋愛では、実はとっても危険な行為なんです！

「大好きな人じゃないと付き合いたくない」。私も好きな人と恋愛、結婚するのがいいと思います。でも「出会ったころがMAX好きだった」「時間がたつほどちがうなって思いました」という人も少なくありません。

1)　大好きからはじめる恋愛は危険

いいところもよくないところも知ったうえで、それでもずっと一緒にいたいと思う関係を目指すのが大人の恋愛法則。いつまでも愛し愛される2人になる秘訣です。大好きすぎて、自分が好かれることばかりを考えると、ありのままの自分でいられなくなってしまいます。

最高の恋人は対等平等でお互いが大事に思う2人。いいところしか見えていないときはまだ相手を本当に知っているとはいえません。自分のいいところしか見せていないとしたらありのままの自分で愛されているという自信はもてません。大好きからのスタートは恋愛を難しくしてしまうんです。

2)　嫌いな人とは絶対に関らない危険

「恋愛対象として考えられない人は、時間が無駄になるので二度とかかわらないです」でもこれが永遠のパートナーを見逃してしまう理由かもしれません。

それは恋愛対象でない人と付き合いなさいという意味ではなく、最初に決めてしまうことで、人を見る目を養う練習をしてこなかったということです。たとえば初対面時に緊張してしまう人がいます。口数が少なかったりそっけなかったり……でも何度も会っているうちに最初の印象とはガラッと変わる素敵な人だとわかることもあるんです。

逆もあります。最初は優しいと思っていた人が実は口だけでむしろ自分勝手なんていうこともあります。相手を知り、自分を知ってもらう練習をしてますか？大人の恋愛法則で大切なのは特別な相手を見極めることじゃありません。特別なかかわりを作り育てることです。

3)　「普通」からオンリーワンになっていく

「好き」と「嫌い」の間には「普通」という感情があります。大人になればなるほど、「好き」と「嫌い」の割合が少なくなって、たいていは「普通」になります。「普通」からはじまるかかわりも、ずっと「普通」のままというわけではありません。

かかわったからいろいろなことがわかり、相手のことが気になるようになって、好きになっていく場合はよくあるんですよ。もちろんだんだんと嫌いになる場合もあっていいんです。

「普通」のメリットは、好きすぎないから冷静に客観的に相手を知ること。自分をよく見せようと過剰な意識をしないので、ありのままの自分を知ってもらうことができます。このメリットを利用すれば、最速で信頼関係を築くことができるのです。大人の恋愛法則では「普通」から始めることが一番いいというわけです。

 

※この記事は2014年02月06日に公開されたものです