お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

反発されない褒め方テク「第三者を引き合いに出して褒める」

さり気なく相手を褒めて、交渉をこちら側が優位にするというテクニックがあります。しかしながら、やり方がまずいとただの「ゴマすり」と思われてしまい逆効果となってしまいます。そこで、相手に反発されにくい褒め方の方法について解説してみましょう。

【相手を褒めるときに使えるフレーズ「相手の存在まるごと全肯定」】

おだてて自尊心を刺激する

他人から褒められるということは、自分の実力を他人が評価してくれたことを意味します。頑張っているのに誰も認めてくれずに落ち込んでいる人が多い中で、褒めてくれる相手に出会うと自尊心が大いに刺激されるものです。

そして、自尊心が高い人ほど他人からおだてられることに弱いものです。まずは、相手をいい気分にさせる「おだて」のテクニックを磨くことが第一です。

第三者を引き合いに出して褒める

おだてるとはいっても、あからさまな「ヨイショ」ではわざとらしさがミエミエで相手に「どうせお世辞だろう」と見破られてしまいます。効果的な褒め方は、あくまでもさり気なさを演出することです。「先日、御社の○○部長にお会いしたら、あなたのことを褒めておられましたよ」という風に第三者それも当人に影響力のある人物を引き合いに出すと真実味が増してとても有効です。

具体的な褒め方が効果的

相手が反発することなく、素直に喜んでくれるためには、具体性のあるリアルな褒め方が必要です。例えば、企業で大きなプロジェクトが完了した際に、「頑張ってくれてありがとう」というだけでは相手の心に響きません。

「君が○○を△△してくれたから成功したと思う。ありがとう」という褒め方でならば、相手が受ける印象もかなり違うものになるはずです。

外見でなく内面を褒める

企業内での、部下に対する上司の褒め方も意外に難しいものです。的確な褒め方をしないとやる気をなくし、過大に褒めすぎると天狗になってしまう恐れがあるからです。特に、上司と部下がお互いに女性同士の場合は要注意です。

部下の容姿やファッションについて褒めると、部下はそれを皮肉と受け取ることがあるからです。この場合は、外見よりも中身を褒めるのが無難でしょう。例えば「服装の配色がいいわね、カラーコーディネートのセンスがいいのかしら」という褒め方が適切です。

※この記事は2014年01月31日に公開されたものです

SHARE