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演じる? タイミングを工夫? 「嫌な上司との上手な付き合い方」

あなたの職場には、「嫌だな」「苦手だな」と思う上司はいますか? 仕事だから仕方がないとはいえ、接するたびにストレスが溜まるのも困りもの。上手に付き合うことも、社会人必須のスキルだと言えるのかもしれません。働く女性のみなさんが実践する「嫌な上司との上手な付き合い方」を聞いてみました。

Q.あなたは職場に嫌な上司(苦手な上司)がいますか?

「はい」51.4%
「いいえ」48.6%

およそ半数の女性が「苦手な上司がいる」と回答しました。「嫌な上司」は、働く女性にとって身近な存在!? さっそく、みんなの対処法をチェックしてみましょう。

演じる!

・「汗だくになりながらいい子を演じる」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「いつも『尊敬しています』という体で話をする。必要以上に敬語を使う」(30歳/機械・精密機器/営業職)
・「とにかく笑顔で嫌みを言われても『そうですね、すみません! 次はがんばります!』と乗り切る」(25歳/学校・教育関連/専門職)
・「愛想でも笑顔を作る」(32歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

上司に目をつけられないよう、とにかく必死!? 上司に気に入られるよう「演じる」女性は少なくないようです。毎日汗だくになるほどがんばるのは、ストレスも溜まりそうですね。

会話は必要最低限

・「ムダ話はせず、業務上の必要最低限の会話で済ませる」(27歳/情報・IT/技術職)
・「なるべく聞き返さないように、短時間で話が終わるようにします」(24歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「なるべく長く関わらないように要点だけ言う」(32歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

割り切って、ビジネスライクに接するのもひとつの方法です。嫌な相手でも上司は上司。大人の態度で振る舞うことで、少しは環境を変えることができるのかも?

タイミングを工夫

・「メールをしてから、『今、先にメールをしたのですが~』と言って話しかける。運がよければ『じゃあ、メールを見て返事しておくね』と、言われる。少しでもコミュニケーションの機会を減らす作戦です(笑)」(31歳/マスコミ・広告/事務系専門職)
・「食後のうれしそうな時間帯に話しかけます」(30歳/ソフトウェア/事務系専門職)
・「相手の機嫌のいいときを見計らって近づく」(28歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

どうしても関わらなければならないときには、タイミングが大事! 上司の機嫌のいいときを狙いましょう。上司の機嫌に振り回されて、嫌な思いをすることも避けられるのではないでしょうか。

シャットアウト!

・「なるべく関わらないようにする。マスクをする」(32歳/金融・証券/事務系専門職)
・「とにかく相手の目にとまらないよう、存在感を消す」(24歳/小売店/販売職・サービス系)
・「できるだけ口数を減らして、静かに作業を進めます」(22歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

とにかく相手をシャットアウト! 「私はあなたと話しません」「私はここにいません」なんて言葉を、心の中で唱える女性も多いのかもしれませんね。

諦める、受け入れる

・「はじめは笑顔でめげずに挨拶していたが、何年経っても変わらないので諦めた」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「機嫌や気分により評価や意見が変わるので、そういう人だ、と思うように努力している」(33歳/小売店/クリエイティブ職)

どんなにがんばっても、反りが合わない相手はいるものです。がんばっても報われないのはつらいですよね。何も状況は変わらなくても、「こういう人なんだ」と受け入れることで、自分の気持ちは楽になるのかも……?

働く女性が日々実践している「嫌いな上司との付き合い方」はいかがでしたか? コミュニケーションが大切だとは言われますが、苦手な上司を上手に避けるスキルを身につけておいて、損はないのかもしれません。みんなの意見を参考にして、実践してみては?

(ファナティック)

※『マイナビウーマン』にて2014年1月にWebアンケート。有効回答数247件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2014年01月30日に公開されたものです

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