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営業のセールストークで言ってはいけないこと「いかがでしょうか?」

「こう言えば売れる」というセールストークの極意はマニュアル化されていますが、トークのタブーについてはよく知らないという営業社員が意外に多いようです。そこで、「絶対に言ってはいけないセールストーク」をいくつか紹介しましょう。

話題にしてはいけない3つの例

気心が知れている相手は別にして、初対面や付き合いが浅い取引先や顧客に対して、たとえ世間話であっても話題にしてはいけないのが「政治・宗教・スポーツ」の3つといわれています。いずれも相手によって好き嫌いや賛否が極端に分かれるので、うっかり話題に出して相手の機嫌を損ねてしまうことがあるからです。

ただし、ひいきのプロチームなどを事前に調べておき、相手の好みそうな話題を振ると交渉がうまくいくことがあるので、要はリサーチ次第ということになるでしょう。

他社・他商品の悪口はNG

自社の商品を良く見せようとして競合商品の欠点を並べたり、ライバル企業の悪口や他社のマイナス情報などを口にすることはやめておくべきです。他社の情報や悪口ばかりを言う営業社員は「この人はよそでうちの悪口も言ったり情報を口外しているのでは?

」という疑念を抱かせてしまうからです。「悪口はいずれ自分の方に巡ってくる」という世の中の原則を知っておく必要があります。

クロージングでのNGワード

セールスの現場で、相手に商品の内容やメリットを説明し価格を伝え、最後のあとひと押しというところで、未熟な営業社員がつい言ってしまうのが「いかがでしょうか?」という問いかけです。思案中にこう聞かれた相手は、ほとんどの場合「じゃあ、考えておくよ」とか「検討してみます」という返事をせざるを得ないのです。

相手が乗り気だと思ったら、自信を持って「これでよろしいですよね!」と、断定口調でクロージングしましょう。

「嘘」と「はったり」はセールスの敵

ビジネスで最も大切なのは「信用」と「信頼」です。したがって、営業社員は常に「会社の看板を背負っている」という責任感がなければなりません。その自負心があれば「嘘」や「はったり」などをセールストークに入れることはないです。

虚偽の情報は必ず明るみになって会社と商品の価値を落とす結果となるだけです。セールスの世界では「嘘」と「はったり」は禁物であることを肝に銘じておきましょう。

※この記事は2014年01月29日に公開されたものです

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