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相手の意見に反対する時に有効なリアクション―無言で相づちを打つ

「目は口ほどにものを言う」といいますが、言葉に出さなくても顔の表情だけで相手に感情を伝えることができます。場合によっては、言葉にするよりも相手に与える心理的影響が大きくなることも。

【無表情を無視して会話をすすめるのはNG】

相手の話をおもしろいと感じたときの表情

おもしろい話を聞かせてもらえて楽しい!という感情を顔いっぱいに表してしまいましょう。作り笑いは目が笑わずに口元だけが笑いますが、本当に楽しいときは目も、口もグっと持ち上がって、文字通り「満面の笑顔」になりますよね。

話をしていた相手も、期待していた通りの反応が分かりやすく返ってくると気分がよくなり「よし、もっと楽しませてあげよう」と思い始めます。これが積み重なると「あの人と話していると楽しい」というイメージがついて、話しかけられる機会も増えます。

逆に、楽しいと感じていても、いつでも無表情で感情を表に出さない人は「何を考えてるのか分からない」と敬遠されてしまいますよね。人見知りや恥ずかしがり屋の人には難しい部分もあるかもしれませんが、少しほほ笑むだけでもいいので、できるだけ素直に自分の気持ちを表現するようにしましょう。

不幸話を聞かされたときの表情

「人の不幸は蜜の味」というように、多少の不幸話は聞いていて楽しいこともありますが、あまりにも度を越した重い内容だったり、会うたびに暗い話を聞かされるというのは勘弁してほしいですよね。こんなときは、思いっきり迷惑そうな表情をしてしまってもかまいません。

不幸話をする人は、常に自分の話を聞いてくれる誰かを探しています。余計なアドバイスや否定をせずただ黙って聞いてくれれば、極端な話、話す相手は誰でもいいのです。ですから「この人は私の話を聞いてくれない」と思わせてしまえば、もう次からは近寄ってこないでしょう。

相手の意見に反対なときの表情

どうしても、相手の意見には賛成しかねる。そんなときは、無言でじっと相手の目を見つめましょう。何も話さず、ただじっと自分を見つめている相手のただならぬ様子に気づいた話し相手は「何かまずいこと言ったかな」と自分の出した意見について反省し始めます。

そうして相手がうろたえ始めたところで、すかさず「私はこう思うんだけど」と言葉を発すれば、相手はほっとして「ああ、そうなんだ」とこちらの意見にも素直に耳を傾けてくれるのです。

※この記事は2013年12月30日に公開されたものです

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