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口下手な人もテンポよく話せるスピーチ原稿のポイント「長くなりすぎないように」「必ず読んでチェック」

多くの人の前で話すスピーチは誰もが緊張してしまいがちですが、話すのが苦手な人であればさらに不安がつのってしまうもの。状況によってはスピーチが大失敗となる可能性もあるので、事前にしっかりと心構えをしておきたいものですよね。

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そこで今回は、口下手な人でもスムーズに話せるスピーチ原稿のポイントについて考えてみましょう。

まずはシンプルに、伝えたいことをまとめよう

スピーチにはテンポのよさが大事。まずは言いたいことを最初に持ってきて、その補足をかねた内容を中盤に入れ、最後にスピーチ内容をうまくまとめるような3部構成を目指してみましょう。メーンに伝えたいこと以外は補足として扱い、あまり多く話題を詰め込みすぎないことです。

話題が多すぎると話が脱線しやすいため、伝えたいことがうまく伝わらない可能性も高くなってしまうのです。

中盤でスピーチの質が問われる

中盤は全体の5~7割をしめる最も内容の濃い部分になります。この部分だけでも最初や最後を意識して構成するようにし、テンポを重視しましょう。いきなり長くしようとするのではなく伝えたいことをひとつ、またひとつと増やしていき、それを順番に並べていくようにすると文章全体が崩れずにすみます。

中盤部分の内容によりスピーチの質もグンとアップしますが難しくしてしまうとその分失敗しやすいので、まずは少ない文章量で確実に相手に伝えることを目指しましょう。

最後に伝えたいことをもう一度言っておく

言いたい事を最初に言ってしまうと、最後のほうには忘れられている可能性もありますから、最後にも必ず入れるようにしましょう。また、書くことに必至になっているとつい長くなってしまうこともありますが、それがテンポを悪くしている可能性もあります。

原稿を書き終えたら声に出して読んでみると不自然さに気づきやすいので、必ず読み返すようにしましょう。

このコラム自体も、今回紹介した3部構成で書かれています。自分の言いたいことをただ詰め込むのではなく、スピーチを最後まで聞いてもらうことで、相手をしっかりと納得させられるように心がけてみましょう。

※この記事は2013年12月16日に公開されたものです

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