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スピーチ上手な人の共通点は?「明確なテーマを持っている」「人を共感させられる」

近年ではインターネットやテレビ番組で、気になるプレゼンやスピーチが積極的に取り上げられる機会も増えてきました。それだけスピーチが多くの人に影響を与え、関心を得ていると考えることができます。そこで今回は影響力の大きいスピーチを参考にしながら、スピーチ上手になるためのポイントを探っていきましょう!

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明確なテーマを聞く人に印象付ける

世界的にも注目されたオバマ大統領のスピーチは、その内容が本になるほどの人気となりました。他の候補者を圧倒したそのスピーチのポイントは、テーマでもあるフレーズの印象深さです。?Change!?、?Yes,WeCan!?という言葉は、スピーチが終わったあとも人々の記憶の中に残り続けたはず。

スピーチ中に間を適度に入れつつリズムを調整しながら、テーマとなる言葉をより印象づけるように用いたのです。

テーマを何度もスピーチ中に盛り込めば相手にも伝わりやすいですが、ただ回数を多くするだけではなく、それを強調させるような話の展開も欠かせないでしょう。さらには聞き手が望んでいたテーマをストレートに持ってくることで価値観を共有させたことが、スピーチを成功に導いたと考えられます。

共感する人が多いほどスピーチも成功する

?I Have a Dream?という言葉をスピーチで用いたことでも知られているキング牧師もまた、明確なテーマを持ちつつそれを人々に印象付けた一人です。人種差別の撤廃という大きな問題にもかかわらずそれを望み共感する人が多かったことから、死後何十年たっても記憶に残るほどの支持が得られたのです。

聞き手を味方につけるスピーチを目指す

オバマ大統領もキング牧師も、共感する人ばかりいたわけではなく、反対意見を持った人も当然多くいたことでしょう。さらにスピーチの内容を聞くまでは、多くの人が中立な考えを持っていたはず。成功のポイントは、聞き手をどれだけ味方につけることができるかになりますが、彼らは反対意見を持つ人までも納得させるようなスピーチであったからこそ、これほど大きく話題になったと考えられます。

スピーチのうまい人をみていると、参考になるポイントはたくさんあります。ぜひ参考にして、聞き手の多くを味方につけるスピーチを目指してみましょう。

※この記事は2013年12月16日に公開されたものです

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