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モノを捨てる時の「仕分けかた」は?―断捨離の言葉の意味

いざあふれかえるモノを整理しようとしても「なんとなく必要」「それは大事なもの」といったような理由をつけて、なかなか捨てる決断が出せていないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、やましたひでこ著書により一躍ブームとなった「断捨離」の理論から、適切な仕分け方を考えていきましょう。

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そもそも「断捨離」とは何か?

断捨離(だんしゃり)は、不要なモノの数を減らすことが、生活や人生にも影響を与えるという考え方であり、ヨガの行法が基になっています。「断」は不要なモノを断つことであり、無駄な買い物等をしないよう、買う時によく考える必要性を表しています。

「捨」は要らないモノを捨てる、「離」は断と捨を行った上でモノへの執着から離れることを表し、結果的にモノにとらわれない生き方や考え方ができるようになるわけです。「モノを減らす」ことが基本なので、自分にとって必要なモノと不要なモノをしっかりと区別するように考えることが重要です。

とはいっても、必要最低限のものだけ残してしまえば暮らしのなかにゆとりがなくなってしまうはず。そこでやましたひでこ氏は、今の自分にとって「必要・適切・快適」なモノだけを残すようにと提唱しています。これにより自分が必要だと感じたモノだけに囲まれる生活を送れるので、ストレスに悩まされることもなくなるのです。

そうは言われても、やっぱり捨てられないものがある

皆スムーズに断捨離できれば仕分けもしやすいのですが、なかなかそううまくはいかないもの。人によっては「思い出がありどうしても捨てられない」といったものも少なくないはずです。片付けコンサルタントの近藤麻理恵氏によると、そういった場合は今使うものではないので、ひとまとめにして収納してしまうのが良いとのこと。

ただし目に触れることがなければ思い出の記憶も薄らいでしまうので、できれば目の届くところに飾っておくなどするのが良いと提唱しています。

人によってモノへの価値観も違えば、モノの量も違うわけですから、プロの意見を参考にしつつ自分なりの「仕分けかた」を決めてみるのもいいでしょう。モノを捨てる場合は、引っ越しや片付けなど必要に迫られないとなかなか実行しづらいもの。

日ごろから自分の「仕分けかた」を実践し、不要なモノを減らしていきましょう。

※この記事は2013年11月22日に公開されたものです

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