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かわいい笑い方で好印象に。笑い方の種類でわかる心理と性格

大野萌子

好印象を与えるかわいい笑い方

笑いは喜怒哀楽すべてを表せる万能ツール。怒りを表す苦笑いや、悲しみを表す乾いた笑いもあります。このようなマイナス感情の笑いの存在があることで、一口に笑いと言っても、相手の受け取り方によってはマイナスに作用してしまうことも。相手に好印象を与えるには、喜びや楽しさを表現できることが大切です。自然な笑顔、素直な感情表現をそのまま出すことができれば、よい印象を与えられます。よって、おかしくないときには笑わないことも必要。そうしないと、愛想笑いというように取り繕った表面上のやり取りになりがちだからです。

表情と伝える内容を合わせる

人は相手とのやり取りの中で、55%を視覚情報から受け取ります。そのため、ぎこちない笑い、状況に合わない笑い、言葉と連動していない笑いなど、表情と伝わる内容が一致していない笑いは「何を考えているのか」が明確に伝わらず、相手を混乱させます。

例えば、相手から何かをされて、「困ります」と言いながら、にっこりする場面を想定しましょう。「にっこり」というポジティブな表現、「困ります」というネガティブな表現。相手はどちらを取ってよいのか混乱してしまいますね。本当に困っているときはにっこりしてはダメですし、嬉しいならちがう言葉を使う必要があります。

言葉も一緒に伝える

上記に加えて、言葉に出すこともおすすめです。 言葉と表情を一致させることで相手の安心に繋がります。安心感を覚える相手には好印象を持ち、こちらの気持ちも伝わりやすくなるので、コミュニケーションがスムーズに行えますよ。

「目」も笑う

笑う際に上下8本の歯が見えると美しいなどと言いますが、日常のやり取りでは歯を見せることよりも、「目」が大きな影響を与えます。「目は口ほどに物を言う」「目が笑っていない」という言葉があるように、「目」が笑っていないと、本当の笑顔として認識されにくい場合があるのです。

本当に楽しくて笑っているときと作り笑いをしているときでは、目のまわりの筋肉の収縮が明らかにちがうという実験結果もあります。本心で笑っているときのほうが筋肉の収縮が大きく、目が小さくなります。自分が楽しいときに笑い、そうでないときは無理に笑わないことが印象のよい笑いに繋がります。

感情表現を素直に

感情表現を素直にできると、まわりからかわいいと思われます。笑顔の見た目だけを意識するのではなく、その場を楽しめる気持ち、率直に相手に感情を示せる自己開示スキルが、よりよい笑顔を生み出してくれるでしょう。

リラックスする

緊張しているとき、笑顔は出にくいもの。しかしながら、オフィシャルな場でリラックスすることは難しいかもしれません。そんなときは、人に会う直前に大好きなものを見るといいですよ。これは面接の前などにもおすすめです。大ファンのタレント、大好きなペット、おいしそうなケーキなど、思わず笑みがこぼれてしまうような自分の好きなものの映像や画像を見ましょう。脳がそれをキャッチして、自然な笑顔が出やすくなります。

笑い方を気にしすぎない

誰しも笑い方は癖があるもの。心から笑っているときに笑い方を気にする必要はありません。無理やり笑い方を矯正しようとすると、より一層ぎこちなくなるかもしれません。心から嬉しいと思う気持ち、場を楽しめる感性を磨くことが、素敵な笑顔に繋がります。

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