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人生で一番おもしろい! と思ったテレビドラマは?『TEAM』『半沢直樹』『ロンバケ』

今まで気にはなっていたけれど、“詳しくは知らない”、“どんな内容なの?”と疑問に思っていたさまざまなエンタメ情報をご紹介! スキマ時間に読んで、女子会や飲み会での話題にも♪

2013年はドラマの当たり年と言われています。視聴率が伸びず、苦戦が続いていた日本のドラマも、ようやく低迷期を脱したと言えそうですね。そこで、今まで見たドラマの中で、一番おもしろかったテレビドラマについて働く女子に聞いてみました。

<2013年を代表するドラマはコレ!>

◆『半沢直樹』(TBS系)
・「とにかくかぶりついて見ていた。集中しすぎてグッタリしてしまう」(30歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)
・「おもしろすぎてビデオに録っていたのをまとめて見てしまった」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

社会現象にもなった『半沢直樹』は、最終回の平均視聴率が42.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。関西地区では瞬間最高視聴率50.4%という驚異的な数字を叩き出しました。名ゼリフ「やられたらやり返す。倍返しだ!」は流行語にもなっています。銀行内部の不正も描いた同作は、池井戸潤著の小説が原作。堺雅人さんをはじめ、演技力の高い役者が勢ぞろいしたことも成功の秘訣かも。とにかくアツいドラマでした。

◆『あまちゃん』(NHK)
・「ストーリー展開やセリフがとても楽しかった」(26歳/学校・教育関連/専門職)
・「脇役が本当におもしろかった」(31歳/食品・飲料/技術職)

驚いたり、感動したときに出てくる方言「じぇじぇじぇ」(岩手県の一部の地域で使われるそう)は、もうすっかりおなじみ。コメントにもあるように、個性的な脇役陣が強烈な存在感を示していました。『探偵物語』や『Wの悲劇』など、出演者にまつわる作品のオマージュがところどころに仕掛けられているのは、クドカン作品ならでは。そんな「小ネタ」も話題になりましたね。

<推理ドラマは普遍の人気>

◆『相棒』(テレビ朝日系)
・「長編シリーズドラマで唯一全部見ている」(23歳/医療・福祉/専門職)
・「ずっとやっているけど飽きない」(31歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
2000年6月に単発ドラマとして放送されて以降、season12まで続いている人気シリーズ。基本的に1話完結型のため、途中で見逃してしまっても楽しめるところがいいですよね。脚本も凝っていて、本格推理小説を読んでいるような気分を味わえます。主人公・杉下右京を演じる水谷豊さんの相棒は、寺脇康文さん、及川光博さんと続き、現在は成宮寛貴さんが演じてきました。あなたは誰がお気に入りですか?

◆『古畑任三郎』(フジテレビ系)
・「初めから犯人が分かっていて、その謎を解いていくのがとてもおもしろかった」(31歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「見ていてワクワクしたし、登場人物のキャラクターもおもしろかった」(30歳/情報・IT/事務系専門職)

犯人側の視点で物語が進んでいく倒叙(とうじょ)形式で、あらかじめ犯行の全容を知ることができるのが新鮮でした。イチローさんやSMAPなど、犯人役の豪華なゲストも見どころのひとつ。田村正和さん演じる古畑任三郎のクセのある話し方は、思わずマネした人も多いのでは? 西村雅彦さん演じる今泉慎太郎との掛け合いも絶妙でした。

ほかにも推理ドラマとしては、『ガリレオ』(フジテレビ系)、『TRICK(トリック)』(テレビ朝日系)、『時効警察』(テレビ朝日系)などが挙げられています。

<学園ドラマも欠かせない>

◆『ごくせん』(日本テレビ系)
・「イケメンが多くて、見ていて癒された」(31歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「中学生時代、クラスの女子はほぼ全員見ていた」(23歳/その他)

第3シリーズまで続いた人気学園ドラマ。「イケメン俳優の登竜門」と言われるほど、若手俳優が多く起用されました。メインキャスト以外にも、上地雄輔さんや水嶋ヒロさん、松山ケンイチさん、三浦翔平さんなど、今や超売れっ子となったイケメン俳優たちがヤンチャな生徒役を演じています。誰がいたか覚えていますか?

◆『花より男子』(TBS系)
・「漫画とはまた一味違った魅力がたくさんつまっていた」(31歳/情報・IT/技術職)・「ロケ地なら行けるところにはほとんど行った(笑)」(23歳/医療・福祉/専門職)
日本はもちろんのこと、台湾、韓国、中国でもドラマ化された大人気シリーズ。井上真央さん演じる“庶民”の牧野つくしが、松本潤さん演じる「俺さま」タイプの御曹司・道明寺司と恋に落ちるシンデレラストーリーにあこがれた人も多いのでは? 松本潤さん、小栗旬さん、松田翔太さん、阿部力さんのイケメン4人組「F4」の誰が好きか、友だちと盛り上がった経験もあるはず。

学園ドラマはほかに、『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(日本テレビ系)や『ROOKIES(ルーキーズ)』(TBS系列)、『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~』(フジテレビ系)なども人気でしたね。

<懐かしの名作もズラリ>

◆『ロングバケーション』(フジテレビ系)
・「大人になればあんなオシャレな恋愛ができると思っていた」(29歳/電機/秘書・アシスタント職)

山口智子さん演じる葉山南が結婚式当日に新郎に逃げられ、木村拓哉さん演じるピアニスト・瀬名秀俊の家に転がり込むことから物語はスタートします。男女の友情が恋心に変わっていく姿に、感情移入する人が続出! ピアノを習う男性が増えるなど、社会現象になったドラマです。

◆『動物のお医者さん』(テレビ朝日系)
・「ほのぼのとしていて、見ていて気持ちが穏やかになったから。毎週家族で見ていて、『かわいいね』と言い合った。あまり家族でドラマを見ることがなかったので、思い出になっている」(30歳/生保・損保/事務系専門職)

佐々木倫子さんの同名漫画が原作。主人公の西根公輝を吉沢悠さんが演じていました。シベリアン・ハスキーの「チョビ」や凶暴なニワトリ「ヒヨちゃん」などの動物キャラもたくさん登場し、そのかわいさに魅了された人も多かったですね。

◆『イグアナの娘』(テレビ朝日系)
・「母親が、なぜ自分の娘がイグアナに見えるのか不思議だったから。まさか母親がイグアナというコンプレックスを持っていたとは思わなかった」(29歳/金融・証券/専門職

萩尾望都さんの同名漫画を1996年に菅野美穂さん主演でドラマ化。長女・リカを演じていました。娘であるリカがイグアナに見えるという母親は、リカの妹・マミばかりかわいがります。母親から愛されないと葛藤するリカの姿は切なかったですね。

◆『竜馬におまかせ!』(日本テレビ系)
・「斬新な設定のコメディでおもしろかったです。時代劇ながらクラスで話題になっていました」(31歳/医療・福祉/専門職)

三谷幸喜さんの脚本による、坂本竜馬や幕末を描いたコメディ作品。浜田雅功さんが関西弁の竜馬を演じ、時代劇なのに“デコピン”をしたり、登場人物に“フランケンシュタイン”が出てくるなど、時代劇の枠を超えたユニークな演出が話題に。松本人志さんも、町娘として友情出演していました。

◆『29歳のクリスマス』(フジテレビ系)
・「どこにでもいる普通の女性の日常の中に、ありえないなあ~と感じるぐらい素敵な男性との恋愛話が『もしかしたらあるかも……』と思わせてくれたから」(30歳/金融・証券/販売職・サービス系)

山口智子さん、松下由樹さん、柳葉敏郎さんが集まり、互いの恋を話しながらワイワイしている姿にあこがれた人も多いのでは? マライア・キャリーが歌った主題歌「恋人たちのクリスマス」は、今でもクリスマスソングの定番です。

◆TEAM(フジテレビ系)
・「少年犯罪を扱ったドラマでおもしろさの中にも、さまざまなな問題提起がされていて考えさせられるドラマだった」(24歳/機械・精密機器/事務系専門職)

当時の文部省を舞台に、草なぎ剛さんと西村雅彦さんがコンビを組んで、少年犯罪に挑むストーリー。放送当時の文部大臣、小泉純一郎元内閣総理大臣が登場したことでも話題になりました。

ほかにも、『やまとなでしこ』(フジテレビ系)や『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)などの恋愛ドラマも人気でした。子どもながらにドキドキしながら見ていたというコメントも。

全体的には、話題になったドラマや『半沢直樹』に代表される社会派ドラマの人気が高かったようですね。特に業界モノは、同業の人には共感する点が多く、異業種の人にも知られざる裏側をのぞけるところが高評価のポイントかも。今後も、多くの名作ドラマがつくられることに期待しましょう!

(丸田十五/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』調べ。2013年10月にwebアンケート。有効回答数276件(22歳~34歳の働く女性)。

※2013年11月11日、本文中にて、記事に訂正がございました。「西村和彦」は「西村雅彦」の間違いでした。文中は修正済みです。関係各社の皆様並びに読者の皆様にお詫び申し上げます。

※この記事は2013年11月09日に公開されたものです

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