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痛いところを突かれても、その場しのぎが出来るテクニック「相手がすべて吐き出しきるまで真剣に傾聴」

相手を説得しようと頑張るあまり、熱が入りすぎてついしゃべりすぎてしまい、相手は明らかに引いているのに、でも話すのを止めると即断られそうで怖い……。こんな経験はありませんか?そのうち相手に「さっき言ったことと違うじゃないか」などと痛いところを突かれてしまいます。

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全ての経験に意味があるとは言うけれど、出来れば避けたいこんなイタイ場面。今回は、そんなとき使えるテクニックをご紹介!

状況を「納得」してもらおう

相手が「今、自分は説得されている」と感じている場合はなかなかスムーズに交渉ごとは進まず、相手もあなたのミスや矛盾に対して敏感になりがち。例えば服を買いに行くとき、上手な店員は「これなんかどうですか?嫌いじゃないですか?

えーさすが!センスありますね~」などと、まるであなたが自分でその洋服を選んだかのように持っていけるのです。逆に、好きでもない服を店員に押しつけられている、と感じるときはまずその服を買うことはないですよね。

つまり、説得されたからではなく「自分で納得した」から交渉に応じた、と思わせることが重要なポイントです。

回避策の極意

カウンセリングテクニックという心理学の言葉があります。カウンセリングで最も重要な最初のステップは「傾聴」。もし相手があなたの説得に反論してきたら売り言葉に書い言葉で言い返すのではなく、しばらくは「カウンセラー」のようにすることをオススメします。

ただ黙って相手がすべて吐き出しきるまで真剣に傾聴し、決して途中で質問を挟んだり、大きな反応を見せたりしないこと。そして相手がすべて言い切ったあとできちんと不安や疑問を払拭してあげるのです。傾聴している最中は、どう相手が納得する方向に持っていくかひたすら頭を回転させて考えればいいのです。

そしておもむろに「大丈夫です」「了解しました」と請け負い、冷静に対応するといいですね。営業の世界では、聞き上手は売り上手とも言います。恋愛だって同じです。相手が必死に自分を説得していると思うより、自分の話を存分に聞いてくれたあとで対応してくれる人の方が魅力的に映ります。

※この記事は2013年10月30日に公開されたものです

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