説得力のある人の共通点とは?「語尾を強調する」

相手を説得するには、話し方が非常に重要です。どんなにいいことを言っていても、話し方が薄っぺらくては相手の心には響きません。では、どのような話し方をすればより説得力が増すのでしょうか?
【相手を説得したい?究極の説得術は「相手の目をみるな」研究結果】
語尾に力を込める
相手を説得をするためには、こちらが自信を持って言い切ることが大切です。なぜなら、説得をしている本人がその案に絶対の自信を持っていなければ、相手の心を動かすことはできないからです。
「わたくしはこのように思います。ですから、是非お力を貸してください!」というように、真剣に、力強く訴えることが大切です。
説得力のない人は語尾が曖昧になりがち
説得力のない人は、「あの……お願いがあるんですけど……今度町内でイベントをやることになりまして……それで、あの……できれば少しでいいので寄付をお願いしたいんですけども……」というように、語尾が曖昧になりがちです。
これでは、聞いている相手がイライラするばかりで、説得できるどころか「あんた、大丈夫?」と心配されてしまいます。
このようなときは、「今度町内でイベントをやることになった」「そのためにはお金がいるのでみんなから寄付を募らなくてはならない」「つきましては、少しでもいいので是非寄付をお願いしたい」ということを、語尾を明確に、ハキハキと訴えなくてはいけません。
相手に「そういう事情ならうちもお金を出しましょうか」と思わせることができれば成功です。
語尾を強調すると話し方にリズムが出る
言いたいことをハキハキと、語尾をはっきり話すようにすると、自然と話し方にリズムが出てきます。リズムのいい話し方は相手を清々しいようないい気分にさせ、話している相手に好感を持たせます。
人は嫌いな相手の言うことは聞きたくないけれど、好きな相手の頼みなら多少無理してでも聞いてやろうとします。
そのため、目的が説得とはいえ、明るい雰囲気の会話で自分を楽しい気持ちにさせてくれた相手の頼みに「イエス」と言いやすくなるのです。また、説得する側としても、話している間に自分のモチベーションを上げ、ますます口が滑らかに動くようになります。
※この記事は2013年10月26日に公開されたものです