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イラッとしたときに試したい! 自己説得法

日々を過ごしていると、なんだか怒りっぽくなってしまったり、感情が抑えられなくて苦しい気持ちになってしまうこともあるもの。もし、イラついたり感情的になったりしたら、ぜひ自己説得法を試してみてください。これはイラついたときだけでなく、感情に振りまわされそうになったときにも使える方法です。コツをつかめば、自分の暴走を食い止めることができるはず。


感情的になったら、「イライラ」を自覚することが大事

イライラしてきたときに、その感情に身を委ねてしまうと、人は思いもよらない行動をとってしまうことがあります。たとえば、仕事のイライラを家族や恋人など、仕事とは無関係な愛する人にぶつけてしまうこともあります。自分より弱い人にぶつけてしまうこともあるでしょう。こんなことを防ぐためには、まず自分が「イライラしている」ということを自覚することが大切です。

自分を説得する自己説得法を使うには、まず冷静に事態を把握すること

自己説得法というのは、文字通り、自分で自分を説得する方法です。自分を説得するためには、冷静に事態を把握して、「なぜ自分がイライラすることになったのか」を振り返ってみる必要があります。

たとえば、時間や周囲の人間に振りまわされて、思うように自分の人生をコントロールできないという理由でイライラしているのか、それとも周囲の人間による理不尽な対応に、世の中の不条理を感じているのか、何か原因があるはずです。

理由が思いついたら、感情的になってしまった自分が「正しいのか」を考えよう

感情的になった原因やきっかけがつかめたら、その出来事や原因に対して感情的になってしまったのは、「果たして本当に正しかったのだろうか?」と、自分の感情を確認してみましょう。たとえば、「時間がないのに、無理難題を押しつけられた」という理由で感情的になっているならば、「時間がないというが、自己管理ができていない自分が悪いのでは?」、また「無理難題というが、やり方ひとつで方法は変えられるのでは?」と、あらためて振り返ってみましょう。

その問いに自分で「確かにその通りだ」と感じるならば、問題を解決するためにやるべきことは何かを考え、それで感情的になってしまった原因を解消するために行動を起こします。ただし、「いや自分は悪くない、感情的になるような原因を作ったのは、私のせいじゃない」と感じるならば、次の方法を試してみてください。

自分に対して、反論してみよう

思い込みが激しいと自分のことを客観的に見て、「自分にも悪いところがあった」、「感情的になる原因を作り出したのは、私のせいかもしれない」と、どうしても思えないことがあります。そんな場合、どうしても「自分にも反省すべき点があった」と思えないため、いつまでたっても怒りやイライラがしこりになって残りがちです。

こんなときは、自分で自分に冷静に反論してみましょう。たとえば、「相手の説明不足で、自分が損をする羽目になって感情的になっている」なら、「相手の説明不足だというが、説明を聞きたかったのならば、いくらでも聞けたはずでは?」とか、「相手のせいで損をしたというが、自分が決断を下した時点で、それは自分の責任だろう」などです。自分がグーの音も出なくなるような反論を考えましょう。

「短気は損気」だと、自分を納得させられたら大成功!

自分への説得や反論を続けても、それでも怒りが消えないときは、「感情的になったままでは、損をするのは自分だけ」だと説得してみましょう。それで怒りや感情を捨てる気になったらば大成功です。まずは自分を納得させて、感情を鎮めることをゴールにイライラを乗り切りましょう。

※この記事は2013年08月05日に公開されたものです

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