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嫌な仕事が効率よく進む方法「タイムトライアル」「ゲーム化」

どうにもこうにも気が進まない仕事。できればやりたくないけど、そういうわけにもいきませんよね。どのように工夫すれば、嫌な仕事も効率よく進めることができるのでしょうか?そのコツをご紹介します。

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意味のない行動を強制されることは苦痛以外のなにものでもない

シベリアというと強制収容所で有名ですが、ここでは「午前中にひたすら穴を掘り、午後にはその穴を埋めていく」という拷問がありました。一見、何も考えずにできる簡単な作業のようにも思えますが、実はこれは拷問の中でも非常に大きな苦痛を与えるものであり、実際に発狂してしまう人もいたということです。

なぜなら、人は何の意味もない行為を延々と繰り返すことに耐えられないからです。逆に、どんなに大変な仕事でも、そこに何らかの意味を見いだせれば耐えることができるのです。

目の前の仕事にテーマを与える

どうしても意欲がわかないときは、その仕事になんらかのテーマを与えてあげるとやる気が出てきます。例えば、上司に命じられ、膨大な数の資料をあたって調べ物をしなくてはいけないというとき。机の上に山と積まれた資料の数々を目にしているだけで気がめいってしまって、とてもじゃないけどやる気なんか出ないですよね。

でも、「まいったなぁ」と目の前の資料を見つめていても仕事は終わりません。こんなときは、「よし、昼休みまでにここまで終わらせてしまおう」というように、目標を設定してしまうのです。すると、その目標を達成するためにはとにかくやるしかないので、俄然やる気が出てきます。

単純作業はタイムトライアルで

変化のある仕事はやっていて楽しく、やりがいがあって時間がたつのも早いものですが、単調な作業はやってもやっても変化がないので嫌になってしまいますね。学校の授業でも、いろんな授業のやり方を研究していて、常に生徒を飽きさせない工夫をしている先生の授業は集中して聞けても、いつもただ淡々と教科書を読んでいくだけの先生の授業はつい眠くなってしまうものです。

ですから、単純作業には自分で飽きないための工夫をするといいのです。「○時までにどっちが早く終わらせることができるか競争だ」などと周りを巻き込んで気持ちを盛り上げていくのも、楽しく仕事をするコツです。競争に勝ち、目標が達成できれば喜びや達成感を味わうこともできます。

※この記事は2013年10月18日に公開されたものです

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