今までできなかったことができる。正しい目標の決め方「小→大へ」
何をしても中途半端に終わってしまう。目標を立てても実現した試しがない。そんな挫折感ばかりを味わってきた方は、ぜひ小さい目標づくり、小さい目標をクリアする癖づけを始めてみませんか?
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やり方を変えれば、今までできなかったこともできるようになる可能性があるのです。
なぜ大きい目標を立てると、挫折しがちなのか?
大きい目標、長期的な目標を立てると失敗したり、挫折したりしがちなのは「全力を振り絞ること」と「それを維持し続けること」が難しいからです。
例えば、3.000万円貯金したいと決めた時、最初の内は全力で頑張るかもしれませんが、一生懸命1年働いたとして、仮に100万円にも満たない貯金しかできなかった時。
「あんなに努力したのにこれだけしかたまらなかった」と、落胆してしまいます。同じ調子で頑張っていれば、30年かければためられるものを、1年の結果だけを見て落胆してしまい、あきらめてしまうのです。
しかし、これが1年に100万円という目標を立てていたとしたら、どうでしょうか?まず落胆が少なくて済みますし、仮に貯金が100万円に満たなかったとしても、「あともう少し頑張れば届きそう」と感じることができます。
また「どうすれば100万円に届くようになるだろう」という考えが生まれ、経験をもとに、さらに努力したり知恵を絞ったり、腕を磨いたりしようというモチベーションが生まれます。
1年間の目標でも挫折しがちなら、さらに細かく目標を区切ってみよう
30年かけて達成する目標なら、1年ごとに細かく区切って目標を設定しましょう。1年計画で目標を達成するのがむずかしいなら、さらに細かく目標を区切ります。
例えば週単位、日数単位、時間単位などです。
1カ月の内、○週間は○○をする。1日に○時間は○○をする。さらに細かく区切って、1日に○分、○○をするでも構いません。
大事なのは「少しでも目標を多くクリアすること」と、「必ず達成すること」、「あきらめないこと」です。
小さな目標の積み上げで得たことを、振り返って眺めてみることも忘れずに
小さな目標は、コツコツ毎日の努力でクリアしていくだけなので、比較的簡単にクリアすることができますが、つい「自分が、何を、どの位努力したのか」がわからなくなりがちです。
毎日同じことを繰り返していると、何のために努力しているのかを忘れてしまうのです。
小さな目標だとしても、それを積み上げていくことによって、どんなゴールにたどりつけるのか。どんな大きな目標に向かっているのかは、絶えず振り返り、確認する癖づけをしましょう。
3,000万円貯金するのが目標で、1日2,000円貯金しているのであれば、3,000万円までにあと何日かかるのか、今まで何日貯金を続けられたか、把握するのです。
大きな目標は無理でも、小さな目標なら「自分にもできそう」と思う人は多いはず。ぜひ小さなことからコツコツ、努力してみてはいかがでしょうか?
※この記事は2013年09月06日に公開されたものです