お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。
雑学 ボディケア

身体が固いのは横隔膜が原因だった!「腹式呼吸と上体そらしが効果的」

身体がやわらかいほうがよいイメージがありますが、幼稚園のときからやわらかい子とかたい子がいたし、生まれつきの性質もありますよね。もともと身体がかたい人はどうすればよいのしょうか? 今度こそ、やわらかくなりたい! そんな人のために、ストレッチの知られざる方法を聞いてきました。

背骨をS字型にすることが大切

教えてくれたのは、スポーツストレッチ専門店「SSS(スリーエス)」を経営し、美しい姿勢になるためのストレッチを提唱されている兼子ただし先生です。

――生まれつき身体がやわらかい人とそうでない人がいますが、なぜですか?

「遺伝子の違いです。もともとの筋肉の質がやわらかい人とかたい人がいるのです。運動が得意な子どもとそうでない子どもがいましたよね。それと同じことです。

もともと身体がかたい人は、ストレッチをしても元に戻りやすいかもしれません。それでもストレッチをすればやわらかくなりますよ。1日5分、朝晩2回ストレッチをしていただければ理想的です」

――5分でよいのですか!? どのようなストレッチをすればよいのでしょうか?

「背骨を意識しながらストレッチをすることです。ストレッチというと手先、足先を動かす準備運動だと思われがち。けれども、大切なのは正しい姿勢を作った上で、お腹・胸・首の柔軟性を高めることです。

立った状態で横から見たときに、背中のラインがS字になっているのが正しい姿勢。あごを引いて、肩は中心より後ろ寄り、お尻はキュッと引き締まって上向きの状態となります。この状態でストレッチをすると、身体がやわらかくなるのはもちろん、ボディラインが美しくなります。

僕たちは、このストレッチ方法を、背中のラインをS字型にしてストレッチすることから『S(エス)レッチング』と呼んでいます」

――ダイエット効果もあるということですか?

「ダイエットはボディサイズ全体をサイズダウンすること、一方、Sレッチングの目的はボディラインを整えることです。背筋が伸びた身体で、メリハリのあるボディラインで、太もももしなやかな筋肉があり、スラッとしている人のほうがスタイルがよくみえますよね。

ウォーキングやダンスなどといった有酸素運動は、背骨を意識したストレッチをしてから、するとよいでしょう。そのほうが、美しいボディラインを保ちながらやせられると思います」

腹式呼吸と上体そらしで体をやわらかく!

――ダイエットするならキレイにやせたいです。身体をやわらかくする裏技があれば教えてください。

「横隔膜をやわらかくすることです。身体のかたさは、お腹のかたさが大きく影響しています。お腹の筋肉が縮んだままだと、骨盤がうしろに引っ張られ、腰が丸まります。猫背の状態ですね。そうすると、身体を動かす上で重要な部分の筋肉や関節に、極端な緊張が溜まり続けるのです。

腹式呼吸をしながら『上体反らし』をするとよいでしょう。うつ伏せから両手を床につき、手で床を押しながら上半身を反らし腹式呼吸を3回行います。お腹の筋肉も伸びますし、腹式呼吸の効果でインナーマッスルにも効きます」

――お酢を飲むと身体がやわらかくなるというのは本当ですか?

「いえ、それはないと思います。ただ、精製された白い食べ物を食べると身体がかたくなります。特に白砂糖はその傾向が強いです。白砂糖の代わりに黒糖やメープルシロップを使用するとだんだんと身体がやわらかくなります」

――最後に読者へメッセージをお願いいたします。

「ストレッチでは、木に例えると枝葉ではなく、幹の部分を伸ばすことが重要です。まずは正しい姿勢を作って、しっかりと効果的にストレッチしてください。そうすれば、転びにくい身体ができるのはもちろん、美しいボディラインを保ちながらダイエットに取り組むことも可能になります」

正しい姿勢を作れば、メリハリボディも夢ではないかも!? お腹をやわらかくして、正しい姿勢を基本形にしていきたいです。

兼子ただし
スリーエスグループジャパンの代表取締役、ストレッチトレーナー。近著に『兼子ただし ストレッチバラエティ Sレッチングのすべて―S字姿勢と呼吸だけで瞬間★ウエスト-10cm』(主婦の友社、2012年)、『目からウロコのストレッチ革命! 5秒で細くなるくびれッチ!』(ワニブックス、2011年)がある。
http://www.sss-groupjapan.co.jp/

(取材協力:兼子ただし、文:OFFICE-SANGA 臼村さおり)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.08.17)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

お役立ち情報[PR]