愚痴メールにはどう対処すればいいの?「2タイプのうちどちらなのか見極める」

愚痴メール、自分が送るのはいいとして(?)、友達や知り合いから長々と送られてくると困ってしまう…という方も多いのではないでしょうか。愚痴メールに、なんて返せばいいのかわからない。または返したくない。そんな時にはこんな対処法をチェックしてみましょう。
【仕事の愚痴を彼に言う?】
愚痴メールを送ってくる相手は、愚痴好きタイプ?それともストレス発散タイプ?
愚痴メールを送る人には2種類います。それは延々とくだらない愚痴を好んでし続ける、愚痴好きタイプと、愚痴を言ってすっきりしたいという、ストレス発散タイプです。相手がどちらかによって、対応は変えるのがベストです。
なぜなら愚痴好きタイプは、道連れと言わんばかりに話し相手にも愚痴を求め、言いたくもない愚痴を強要されることがあるからです。
負の連鎖という訳ではありませんが、愚痴を長い間言い続けていると、愚痴の原因であるマイナスな出来事を意識しやすくなり、仕事や人生をつらく感じやすくなります。愚痴につきあってもいい相手なのか、そうでないのかは自分のためにも見極めたほうがよいかもしれません。
愚痴好きタイプの愚痴メールには、入り込まないこと
愚痴好きタイプからの愚痴メールには、なるべく入り込まずに、「へえー、そうだったんだ」や「ふーん、そうなんだ」など、相づち程度のメール返信にとどめ、さらなる愚痴を生まないようにするのが大切です。愚痴好きの人は、愚痴がどんどんエスカレートする傾向があるからです。
このタイプの場合、愚痴メールに同調してあげようとする親切心が、かえってあだとなることもあります。くれぐれも入り込みすぎず、受け流すことに徹しましょう。
ストレス発散タイプの愚痴メールなら、思いきり発散させてあげよう
一方で、普段は愚痴を言わない友人や知り合いが、ストレス発散のために愚痴メールを送ってくることがあります。この場合の愚痴メールは、誰かに愚痴を聞いてもらうことで、自分の内面のモヤモヤを整理して、立ち直りたい。
または心の中をすっきりさせたいという気持ちで送られてくるメールです。
ストレス発散タイプの愚痴メールには、共感する気持ちや、同調する気持ちを積極的に伝えながら、思う存分愚痴を発散させてあげるのが大切です。また口頭ではなく、文章で伝えるメールには、自分の心を整理しやすくなり、自分の考えをあらためて見直せるという効果があります。
解決策を見つけてもらうために、積極的に「聞き役」に徹しましょう。自分が愚痴を言いたくなった時に、どうしてほしいかを考えながら接するとよいでしょう。
愚痴メールは正直しんどいものですが、つきあう相手を間違えなければ、自分が愚痴を言いたくなった時にその人が助けてくれることもあります。ぜひ、よい人間関係をつくるために必要なことと割り切って、つきあってあげましょう。
ただし、愚痴のエスカレートだけにはご注意を。
※この記事は2013年09月29日に公開されたものです