6割の人が睡眠不足を自覚! 眠気を感じる瞬間は「食後」「事務仕事中」
マーケティングリサーチを行っているネオマーケティングは、20~59歳社会人400名を対象に「睡眠」をテーマにしたインターネットリサーチを実施した。調査期間は8月29日~30日。
●社会人が理想とする睡眠時間は「7時間~8時間程度」
平日、休日それぞれの平均睡眠時間を聞いたところ、平日、休日ともに「6時間~7時間程度(平日35.5%、休日33.0%)」が最も多かった。次いで、平日が「5時間~6時間程度(34.3%)」、「4時間~5時間程度(12.5%)」、「7時間~8時間程度(11.5%)」、休日が「7時間~8時間程度(29.0%)」、「5時間~6時間程度(19.5%)」、「8時間~9時間程度(8.3%)」となっている。
また、理想睡眠時は、平日、休日ともに1位が「7時間~8時間程度(平日43.8%、休日48.8%)」、2位が「6時間~7時間程度(平日31.0%、休日21.8%)」、3位が「8時間~9時間程度(平日10.5%、休日16.3%)」となった。
●睡眠不足を感じていない人はほとんどいない?
睡眠不足だと感じているか聞いたところ、「感じている」(「とても感じている(15.3%)」と「どちらかといえば感じている(41.5%)」の合計)と回答した人は56.8%と、過半数を超える人が睡眠不足を自覚していることがわかった。一方、「まったく感じていない」の回答率は全ての年代で5%未満と、睡眠時間が十分と感じている人は少数派であることがうかがえる。
●「食後」や「事務仕事中」に眠気を感じる人多数! 運転中という回答も
眠気を感じるシーンを聞いたところ、49.8%の人が「食事の後」と回答。次いで、「事務仕事中(35.5%)」、「昼休みなど休憩中(30.0%)」、「通勤など移動中(28.0%)」となっている。「事務仕事中」は他年代に比べて40代(46.0%)の回答率が高く、「その他」の回答には「運転中」や「テレビを見ている時」などの回答が寄せられた。
そこで、眠気を感じた時に行う眠気覚まし方法を聞いたところ、47.9%が「コーヒーや紅茶などカフェイン飲料を飲む」と回答。次いで、「ガムやキャンディなどを食べる(25.9%)」、「仮眠をとる(23.3%)」、「ストレッチなど体を動かす(22.5%)」、「顔を洗う(13.1%)」などがあげられた一方で、「特にない」が21.1%にのぼるなど、全体の1/5にあたる人は、眠気に対して何も対策をとっていないことがわかった。
なお、起床するための方法を聞いたところ、最も多い回答は「携帯電話やスマートフォンのアラーム機能(56.3%)」で、年代別にみると20代では67.0%、50代は39.0%と大差がついている。さらに、「特にない(何も使わずに起きられる)」という人は20代が12.0%に対し、50代は30.0%と倍以上の差がつく結果となった。
※この記事は2013年09月13日に公開されたものです