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有名どころには負けない! 日本各地の名物水族館たち!「鳥羽水族館」「沼津港深海水族館」

昨年オープンした京都府の『京都水族館』や、毎年多くの人が訪れる沖縄県の『沖縄美ら海水族館』など、高い人気を誇る水族館。しかし、それら以外にも全国各地にはさまざまな水族館があります。今回は、そんな各地の面白い水族館を紹介します。

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変わり種から日本唯一のものまで!

●環境水族館アクアマリンふくしま(福島県)

福島県いわき市にある水族館です。ガラス張りの美しい外観で、水族館ではなく美術館のようです。ここでは、古代魚の研究も行っており、オウムガイやシロチョウザメなど「生きた化石」の展示もしています。また、黒潮と親潮の源流がぶつかる「潮目」を再現した珍しい展示もあります。釣った魚を食べることのできる釣り堀もあり、親子連れに人気なのだそうです。

●鳥羽水族館(三重県)

三重県鳥羽市にある世界でも最大級の水族館です。日本で唯一、「ジュゴン」を飼育しており、また4年間も絶食して話題となった深海生物の「ダイオウグソクムシ」も展示しています。毎年多くの人が訪れる鳥羽水族館ですが、最初は魚を販売する商店だったそうです。別の行楽地から帰る観光客がいけすを興味深く見て帰っていたことがきっかけで、水族館をつくったそうです。

●沼津港深海水族館(静岡県)

静岡県沼津市にある、「深海生物」をテーマにした水族館。珍しいシーラカンスの標本が展示されています。また、50種類もの珍しい深海魚がおり、ここでも「ダイオウグソクムシ」を見ることができます。

●鶴岡市立加茂水族館(山形県)

山形県鶴岡市にある珍しい「クラゲ」を多く展示している水族館です。常に35種類前後ものクラゲが展示されており、この展示種類数はなんと世界一! 色とりどりのライトに照らされたクラゲを見ることのできる、幻想的な『クラネタリウム』はクラゲ好きにはたまらないでしょう。

●山の水族館(北海道)

北海道北見市にある水族館です。世界で初めての「冬に水面が凍る水槽」があります。冬は、凍った水面下で生きる魚たちの姿を見ることができます。また、日本で初めての「滝つぼ」を再現した水槽もあります。泡立つ水面の下がどうなっているのかを知ることができる、貴重な水槽です。

●魚のいない水族館(石川県)

最後は少し変わり種の水族館です。石川県志賀町にある水族館ですが、名前のとおり魚がいません。というのも、ここは「インターネットミュージアム」で、つまり魚の映像水族館なのです。ただ見るだけでなく、触れようとすると逃げていったり、怒ったりとさまざまな反応があります。どちらかというとテーマパークのアトラクションですね。


海外の水族館では、ドバイの「泊まれる水族館」やハワイの「一緒に泳ぐことのできる水族館」なんてものもあるそうです。秋は連休も多いですし、こうした少し変わった水族館に行ってみてはどうですか?

(貫井康徳@dcp)

※この記事は2013年09月12日に公開されたものです

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