魚は追いかけずに待つ! 失敗しない「水族館で撮影する」5つの極意
もうすぐGW! 水族館に行く人も多いのでは? 幻想的にライトアップされた中をゆうゆうと泳ぐ魚たちを上手に撮りたい! と思うけど、水族館での撮影は案外うまくいかないもの。ガラスに自分が映り込んでしまったり、肝心の魚がブレてしまったり……。トホホなできばえにガッカリしないよう、プロのカメラマン・ホソミタクヤさんにコツを教えてもらいました。
◆極意1 魚は追いかけず、来るのを待つ!
魚の動きが案外早くて、ブレてしまう! そんなときは魚を追いかけるのをあきらめ、カメラを構えて待機。魚がやってきたらすかさず撮影するのがオススメです。
◆極意2 腕をガラスに密着させる
岩やサンゴなど背景もブレていたら「手ブレ」が原因。カメラを持つ手が動かないよう、ガラスに腕をぴったり押しつけて。スマートフォンなら本体をガラスに密着させる手も。
◆極意3 ガラスの正面に立つのを避ける
魚と一緒に心霊写真のような人影が……! なんて恐怖を避けるためには、ガラスの正面に立たないよう気をつけましょう。水槽に対して45度くらいの角度をキープするのがポイント!
◆極意4 明るさの差を演出に活用
水槽内が明るく、鑑賞スペースが暗い水族館では人物が真っ黒になりがち。無理に明るさを合わせようとするより、シルエット写真として楽しむのが吉。
◆極意5 人物の表情を撮るなら横顔!
水族館を楽しんでいる彼や彼女を撮影するなら、水槽をのぞきこんでいるときがシャッターチャンス! 水槽の明かりに照らされて、雰囲気のある写真が撮れます。
ちょっとした工夫で、これまでとはひと味ちがう水族館が撮れそうですね。でも、撮影に夢中になりすぎて、ほかのお客さんのじゃまにならないようにしたいですね。
(島影真奈美+ボトムライン)
※この記事は2013年04月24日に公開されたものです