お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

飲んだり投げたり踊ったり!? 女子にオススメする世界のおいしい収穫祭「オクトーバーフェスト」

実りの秋を迎えると、作物の収穫を祝う「収穫祭」が世界各地で行われます。もともと農村単位の小さなお祭りでしたが、今では世界中から観光客が集まる一大イベントになっているものも少なくありません。そこで今回は、女子にオススメのおいしくて楽しい世界の収穫祭をご紹介します。

【集えアドレナリン・ジャンキー!危険すぎるボスニアの奇祭「25mの高さから直径2mの穴にダイブ」】

オクトーバーフェスト(ドイツ)

「オクトーバーフェスト」ドイツの会場の様子(画像提供:神戸オクトーバーフェスト実行委員会事務局)

有名どころとしては、ドイツのミュンヘンで毎年10月に行われる、世界最大規模の収穫祭「オクトーバーフェスト」が挙げられます。これは1810年、王家の結婚を記念して行われた競馬会で、国民にビールがふるまわれたのが始まり。今ではその年の春に作られた特別なビールが提供されるなど、おいしいビールの祭典として広く知られています。

東京ドーム9個分といわれる広い会場には、10万人分の座席が用意され、世界中から600万人以上が集まるそう。ビールに加えてソーセージやザワークラウトなど、ドイツの伝統的な料理が用意され、人々はそれぞれにおいしい時間をすごします。

2週間の開催期間中に消費されるビールの量は、なんと700万リットル。まさにビールを浴びるように飲めるお祭り。ビール好きの女子にとっては、なんともステキなイベントですよね。

「でもドイツには行けない……」と思ったあなた! 実は日本でも、10年ほど前から本場を模したオクトーバーフェストが開催されているんです。

  • 「神戸オクトーバーフェスト2012」の様子(画像提供:神戸オクトーバーフェスト実行委員会事務局)

  • ドイツ民族音楽や地元エンターティナーによるステージも(画像提供:神戸オクトーバーフェスト実行委員会事務局)

年間通じて全国各地で行われていますが、近いところでは、9月14日~23日に神戸のumie MOSAICで「神戸オクトーバーフェスト2013」が行われます。ビールは直輸入のドイツビールなど30種類以上を販売。テントやテーブルはドイツと同じものが使われ、本場の雰囲気を肌で感じられます。ビール好きな女子は、遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

トマト祭り(スペイン)

トマトを投げるなんてもったいない!?

続いて、トマト好きな女子にぜひオススメしたいのが、スペインで毎年8月に行われる「トマト祭り」。これは1940年代、若者がトマトを投げ合ってけんかしたのが始まりとされるトマトの収穫祭です。1時間で100トン以上のトマトを投げ合い、町中が真っ赤に染まります。開催地の人口1万人に対して世界中から5万人が参加し、大いに盛り上がります。

毎年ニュースにもなるので知っている人も多いと思いますが、あまりの人気ぶりに、今年は参加者を抑制するためチケット制が導入され、トマトの投げ合いに参加できるのは2万人に制限されました。「それでも参加したい」というやる気満々な人は、ぜひ来年のトマト祭りへの計画を立ててみてはいかがでしょうか。

そのほかにも、女子が楽しめそうな収穫祭は盛りだくさん!

モンマルトルのぶどう収穫祭(フランス)

『アメリ』の舞台ではぶどう収穫祭を開催

モンマルトルといえば、映画『アメリ』の舞台にもなった美しい街。ここにはパリ市内唯一のぶどう畑があり、そこで作られたぶどうの収穫祭が毎年10月に開催されます。モンマルトルのぶどうを使った限定ワインも販売され、ワイン好き女子にオススメの収穫祭です。

リオハの収穫祭(スペイン)

ワイン好きにはたまらない収穫祭も

スペイン有数のワインの産地・リオハで、毎年9月に行われるぶどうの収穫祭。ぶどうやワインのお店がズラッと軒を連ねるほか、民族衣装を身にまとった農夫がその年に収穫したぶどうを踏みつぶし、その果汁を守護神にささげる伝統行事も行われます。

クランベリー収穫祭(アメリカ)

クランベリーには美容効果もあるとか

アメリカでは、秋になると真っ赤に色づくクランベリーの収穫の様子が見学できる収穫祭が行われます。収穫方法はなかなかダイナミック! クランベリー畑に水を張って機械でかき混ぜ、水面に浮いてきたところをすくい取る独特のもの。クランベリー好きな人は、要チェックです。

世界の収穫祭、想像するだけでも楽しそうですね。日本でも「オクトーバーフェスト」をはじめ、さまざまな収穫祭が行われています。大好きな食べ物の収穫祭や、気になる収穫祭を見つけたら、足を運んでみてはいかがでしょうか。

(OFFICE-SANGA 二宮由紀子)

※この記事は2013年09月09日に公開されたものです

SHARE