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女性が使う「かわいい」の本当の意味→「共感を得たい」「相づち代わり」「実はマイナス」

女性がよく使う「かわいい」という言葉。「え? そんなものにまで?」というものに対しても、この言葉が使われている場面をしばしば目にします。印象に賛否がありそうなキャラクターも「かわいい」。ときには食べ物だって「かわいい」……? 女性の言う「かわいい」には、どんな意味が含まれているのでしょうか。

若い女性に多い

「かわいい」という言葉を頻繁に使うのは、主に若い女性です。しかし、ひとりのときに「かわいい」を使う女性は少ないのでは? この言葉が多用されるのは、「若い女性」が「複数人集まっている」場面がほとんどです。女性は会話で自分の話に「わかる」と共感してもらうことで満足感を得ます。女性同士は、お互いにそれをわかっているので、「共感」を重視した会話をします。「かわいい」という言葉は、一緒に居る女性たちに、共感を求める言葉。「ほんとだ、かわいい」と会話が成立すれば、それでOK。「どこがどうかわいのか」ということは大きな問題ではないのです。

相づち代わり

男性に比べ、女性は会話を重視します。「女性同士、カフェで何時間もしゃべっている状況を理解できない」という男性は多そうですが、女性にとっては、友人と会話をすること自体が意味のある行為で、ストレス解消の方法でもあるのです。会話を弾ませるコツのひとつは、相手の話をよく聞くこと。相手の話に興味があることを示すためには「相づち」が重要です。様々なバリエーションで状況に応じた相槌を打つことで、相手との会話をより楽しむことができます。「かわいい」という女性の言葉は、この相槌として使われることも。「かわいい」という言葉の持つ意味よりも、それが発せられる場面や会話の流れが重要、というわけですね。友達関係を円滑に進めていくための、女性ならではの処世術と言えるのかもしれません。

悪い意味で使われることも……

女性の言う「かわいい」には、さまざまな意味が含まれます。実は「マイナスの意味」を込めて使われる場合もあり、注意が必要です。「(こんなことも知らないなんて)かわいい~」というのは、まさにそれ。ストレートに感情をぶつけてしまうと、周囲の雰囲気を壊してしまうことも。言葉に出来ない気持ちを「かわいい」に潜ませていると言えそうです。

本当に「かわいい」と思うとき

女性が言う「かわいい」のさまざまな用法を紹介しましたが、もちろん本来の意味で使われることも少なくありません。小さいものや愛らしいものを見たときに「キュンとして思わず抱きしめたい!」という素直な感情を「かわいい」という言葉で表現している場合も多くあります。一方で「かわいい」を多用する女性は、潜在的に「かわいい」と言われたがっているという説も……。こうした「女性の気持ち」を掴んでおくことで上手な対応ができるのかもしれませんね。

実にさまな場面で使われる「かわいい」という言葉。そこには、驚くほどたくさんの意味が込められています。女性は難なく使い分けますが、男性には少しハードルが高い!? 額面どおりに受け取ると、思わぬすれちがいが生まれてしまうかもしれませんね。

(ファナティック)

※この記事は2013年08月14日に公開されたものです

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