円満退社願い「家庭の事情」、本当の理由は「人間関係」。退職理由のウソ・ホント
エン・ジャパン株式会社は自社が運営する転職情報サイト『[en]社会人の転職情報』において「退職理由」についてのアンケートを行った。対象はサイトの利用者、4,865名。調査期間は7月4日~2013年7月9日。
「退職理由は会社に本当の理由を伝えたか?」と尋ねたところ、55%が「いいえ」と答え、実際の理由とは違ったことを退職理由として伝えた人が、半数以上という結果となった。
会社の人事に退職理由を何と伝えたのかを聞くと、32%の人が「家庭の事情」と答えた。実際、本当に「家庭の事情」を理由に退職をした人は3%だったことから、「家庭の事情」とは、都合よく使われる“タテマエ”だということが判明した。対して、本当の退職理由については、「人間関係」が26%でトップ、次いで「社風や風土」18%との結果となった。
なぜ実際とは違った「家庭の事情」という理由を使い、退職をしたのかを尋ねたところ、「円満退社したかったから」との声が34%で最も多くあがった。
※この記事は2013年08月07日に公開されたものです