『半沢直樹』に人気集中!?　女子がイチ押しする「2013年7月期ドラマ」

7月初旬からスタートした2013年夏期のテレビドラマ。どの作品が注目されているのでしょうか？　そこで、働く女子たちが実際に放送を観て「おもしろい！」と思ったドラマを調査してみました。

■『半沢直樹』（TBS系／日曜21時）
「『部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任』という会社特有の体質に、物怖じせず反発していく主人公がカッコいい!!　観てるとスカッとします」（29歳／サービス）
「私は元銀行員なのですが、この作品はドラマと思えないくらい内部をリアルに描いていてビックリしました！　1時間ずっとドキドキしっぱなし。こんなにのめり込めるドラマは久しぶりです」（29歳／自営業）
「半沢の生き様を観て、人との繋がりの大切さに改めて気づかされました」（28歳／サービス）

名優・堺雅人主演、銀行を舞台に描いた社会派ドラマ。なんと、今回寄せられた回答の半数以上がこのドラマに集中しました！　視聴率も今期の中では際立って好調とか。果たして半沢は融資金を回収できるのか。そして黒幕は誰なのか……？　今後の展開にも目が離せません。

■『Woman』（日本テレビ系／水曜22時）
「シングルマザーとして精一杯生き抜こうとする主人公に心打たれました。母親の強さと弱さ、両方が観られるドラマだと思います」（29歳／販売）
「主要な登場人物全員がなにかしらの心の傷を抱えている。だからこそ自然に感情移入できている気がします。今のところ毎回泣いてる」（27歳／出版）

夫を亡くし、女手ひとつで子供を育てると誓った母親・青柳小春役を、満島ひかりが熱演。シングルマザーの生きづらさだけでなく、その中から生まれる人間関係も繊細に描かれていることから、引きこまれている人が多いようです。

■『救命病棟24時』（フジテレビ系／火曜21時）
「江口洋介が出ていないのは残念だけど（笑）、それをカバーするほど名優揃い。救命救急センターの裏側をテンポよくみせてくれるから、観ていてまったく飽きないです！」（30歳／IT）

フジテレビ火曜枠で定評のある医療系ドラマのなかでも、この「救命病棟24時シリーズ」は、江口洋介主演の第1シリーズから絶大な人気を誇っています。今作はその第5シリーズ。ちなみに、風間俊介さん演じる研修医についても「実直で謙虚ですごくかわいい！」（28歳／飲食）との意見がチラホラ。

■『天魔さんがゆく』（TBS系／月曜24時28分）
「ゆるーい展開で和みます。キャラ全員に愛嬌があってかわいいです。それに、会社員の自分にとっては、仕事はじめでゆううつな月曜日に楽しみができたのもうれしいですね」（30歳／メーカー）

堂本剛＆福田雄一の『33分探偵』コンビが再びタッグを組んだ作品。主人公・法界天魔（堂本剛）は、自身が営む会社「オバケー」の社員とともに幽霊退治を行います。福田雄一監督のお家芸とも言えそうなゆるーいストーリー展開が今作でも炸裂！　セリフのかけ合いもおもしろく、つい見入ってしまいます。

恋愛モノやコメディなど、明るいテーマを取り上げた作品が多い傾向にある夏期のドラマですが……今年に限っては、“社会の暗部”や“命の尊さ”に焦点をあてた重い作品に人気が集中しているようですね。あなたはどのドラマに注目していますか？

（佐藤真由＋プレスラボ）

※この記事は2013年07月29日に公開されたものです