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イラッとさせられる上司の自慢話!そこに隠れる心理「どんどん褒めてほしい」

職場でちょっぴりうっとうしいものといえば、上司の自慢話!時々なら楽しめるプチ自慢話も、あんまり頻繁に出てくると、どうしても聞き流したくなってしまいますよね。

彼ら彼女らの自慢話が終わることはないのでしょうか…?今回は「ついつい自慢話をしたくなる人の心理」に迫ってみたいと思います。

自慢話の根本にある要因は?

もし仕事に集中したいときに、すぐ横であなたの上司が「聞け!」と言わんばかりにプチ自慢話を始めたら、正直イラッとしてしまいますよね。でも、いくらイライラしたからといって、そういう態度を表に出すのは逆効果。

彼らが自慢話をする時、それは相手から褒めてもらいたい、認めてもらいたいという感情があるのです。そして、そういった「褒められたい」という気持ちの根底には、コンプレックスや劣等感などが隠れています。

こういった「誰かに認めてもらいたい」という感情が強い人は、自分大好きな「ナルシスト」の傾向にあります。通常、ナルシストといえば外見ばかりを気にする人のイメージがありませんか?

しかし、元となる「ナルシシズム」は、外見も含む自分自身への愛を表す言葉。そこには当然ながら、内面も含まれているのです。自慢話が過ぎる人は、内面的なナルシストと言うことができるでしょう。

内面的なナルシストの特徴とは?

さて、内面的なナルシストの人には、さまざまな行動パターンがあります。

まずはやはり「自慢」。例えば自分が大きな業績を上げた時、それをここぞとばかりに周囲に自慢します。その際、やや話を誇張してしまうことも。

実際に自分がやり遂げた仕事に満足し、さらにそれを他人に伝えることで、二度満足感を味わっているのです。

そして「他人への興味の欠如」。内面的ナルシストの人にとっては、愛すべきなのは自分だけ。他人には興味がありません。興味がないからこそ、自慢話をしている相手の反応が気にならず、延々と続けることができるわけです。

さらに「お世辞に弱い」ということも挙げられます。自慢話には、ちょっと色をつけたお世辞で返してあげると、きっと満面の笑みを見せてくれるに違いありません。

自慢話ばかりしている人は、自分に自信がなくっても自分大好き!というちょっと複雑な内面を抱えています。

自慢話の相手はちょっと面倒ですが、上手に聞き流しながら、時々は褒めトークも交えてあげると、きっとご機嫌で仕事に戻ることでしょう。ただし、「自慢話の相手として最適!」と思われてしまう可能性は否定できませんが…。

※この記事は2013年07月20日に公開されたものです

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